もじおこ

備忘録 文字起こしときどきニュアンス 耳が悪くてごめんなさい

2022/2/27シゲ部(CHAIが好きなのは、好きなんだから・アカデミー賞)

2月最後の放送です、はやいもんですねぇ~。

もう来月からは『粛々と運針』も始まりますか。いやぁもう今はまぁね多少時差ありますけども稽古しつつ、うん。すごい楽しいですよ、稽古が。なんですかね、こんな楽しくふざけた感じでやってて本番迎えられるのかなってくらい、ただただなんか台本読んでふざけてるだけというか。まぁ僕の役がそういう…なんていうんですかね、まぁ本当にだらしない役ってことで言えばなんか周りの方々は割としっかりしてるけど僕は割とキャラクター同様、へにゃへにゃしながら(笑)、ふわふわやってるっていうか。

割と舞台のいろんな使い方あるんですけど、いまんとこウォーリーさんのこういう感じなんだなって、序盤は思ってるんですけど。他は違うというか、わりときっちり決められるフォーメーションやダンスとかそういうものも定評のある方ですから、まぁ最終的にはバチっときまっていくし、まぁ”ミザンス”って言うんですけどね、そういうの。決まっていくんですけど、割と最初からこう、見えているというよりは割とウォーリーさんの中でも挑戦の多い作品なのか、いろいろチャレンジしつつ、とにかくこのパターンでやってみて、今回こういうルールでやってみて、ってことをやってって。なんかそれがね、大喜利見たいで楽しいというか。

それを楽しめるようになった自分にびっくりというかね。これ10年前だったら緊張してたな、とか、どう動いていいか迷ったな、とか。うん。なんかこういうように自分ができるようになってることが自分でもびっくりしたし楽しくなったり。まぁ自分がそれだけ舞台が好きなんだな、やっぱりと思ったりはしてるんですけど、そういうなんかこう、半分、ある程度の縛りを作った中でとにかく自由に2時間お芝居、台本見ながらね、とにかく動いてみるみたいな。だから経験のない人たちだったらしんどいと思うんだよねぇ。全く初めてだったら。でもこういうのもちょっと自分の中で序盤楽しんだりしつつ、勝手にそのルール変えてっちゃうような、こう、なんていうんですかね、そういう攻撃的なね、挑戦する感じみたいなのかなぁ。僕だけじゃなくて全キャストにもそういうマインドが。まぁみんなプロですからひとりやるとそういう呼吸が伝播していく感じとか、なんかこう、すごい笑いのたえない、コメディではないんだけど、どっちかというとハートウォーミングなヒューマンドラマって感じなんだけど、話自体は。なんか僕の中では割とコメディだと思ってやってるようなところもあるねぇ。

なんかすごい、楽しみですけど、でもまだまだ稽古序盤なんで。果たしてこれが本当にでもこれでいいのかとか、そういうなんて言うんだろうな、今楽しいは楽しいけどね、楽しいことが全部おもしろければそんな幸せなことはなくてですね。どうなるかはまぁね、本番に向けて気を引き締めて、立ち向かっていきたいなと思ったりがしますが。そんな感じで『粛々と運針』は絶賛稽古中ですのでね、ぜひいらっしゃる方は楽しみにしていてほしいと思います。

 

さぁ、感想諸々が届いているんですけど。

★部員メール(サイドカー賛歌感想)

嬉しい感想をたくさんいただきましてね。なんか、本当に割と楽しく書いた、やっぱり最近の小説とかはね、本当に頑張って書いてるんだけど、本当に一日座ってもちょっとしか書けないみたいな時もざらにあって。それだけまぁ何ていうんですかね、一文一文に集中するものが必要なんですけど。こういうコラムとエッセイはそれがね、適当にやってるって意味じゃなくて、それはそれで面白いというかエッセイというんだろうね、本当に軽い気分で、ドライブ気分でやれるみたいなさ。なんか同じ運転だけどドライブするのとレースするのでは緊張感が違うっていうかさ。エッセイは割とそのドライブ感があって、おもしろいっすね。よかったなと思うし、なんか皆さんもたくさん本当に反響を頂きまして。正直逆にこんなライトでいいのかなっていう。こんなドライブしてるのでおもしろい?って思っちゃう部分もあるんだけど、それもそれでいいっていうふうに肯定して頂けるとね、書いた甲斐があるなぁと思いました。

 

すごい、皆さん文章上手ね(笑)。本当にすごいですよ。まぁラジオみたい、って話ありましたけど、本当そんな感じかも。ここで喋るようになんかこう割と本当ラフに書かせてもらいましたし、あれ書いてから自分も食べたくなってメンマ豚3~4回くらい作って食べてますよ。やっぱすごいね、美味しいよね。ぜひぜひまだやってない方やってみてほしいなと思いますし、あのエッセイの中ではあんまり足し算しなくていいって書いてありますけどね、お好みでいろいろアレンジのきく料理だと思うんで、全然いいと思うし、作っためんま豚をそうめんとかさ、そばとかさ、そういうののつけ汁に入れるとかさ、そういうのも全然ありだし。本当に結構いくらでもアレンジのきく、残らないレシピだと思う。うん。使い勝手悪いかなと思うめんまですけど、残らない、食べきれる、紅ショウガと使って使いきれるレシピだなと思いますよ。ぜひぜひ試してみてください。

 

★リクエスト曲「何度でも」

 

MONDO GROSSOOH NO! 」(部員メール)

そうっすね、もちろん聴かせてもらいましたよね。先行だったかな?満島ひかりさんと坂本龍一さんのフューチャリング。前回も錚々たるメンバーで参加されていましたね。2017年6月ですね。UAさんとかね。そうそう、懐かしいね、そうだそうだ。あのときは僕はフジロックに行って。そうだからそのとき、MONDO GROSSOだったよなぁ。だから満島さん、来たんだよね。それとか覚えてる。あのときのフジロックが頭によぎったりして。すごい、もうあれから4年か、とかさ。またあの感じが来た、とか思うんだけど。今回も満島さんとかね。でも満島さんありきじゃなかったみたいで、坂本さんとコラボの延長線上でって話もされてたりしましたけど。というわけでMONDO GROSSOの7枚目のアルバムになるわけですがね。MONDO GROSSOの説明はもう改めていいでしょう。大沢伸一さんのソロプロジェクトでございます。って言うのもなんだかね。いやでも、アルバムが出てすごい調べてたわけじゃないから、事前のラインナップとかも調べてたわけじゃなくてリリースされてからおぉ!なるほどすごいなと思ったわけですけど。『BIG WORLD』というタイトルのアルバムですけど。コラボチームからもその”BIG WORLD”が漂うような印象を受けますね。坂本さんってね話しましたけど、坂本さんの参加もすごいですよ。いわゆる実質一曲目というか、「INTRO」という曲を除いて2曲目が坂本龍一さんと満島ひかりさんが。次はmillennium paradeとして活動されてますermhoiさんね。『オルタネート』のPVの歌歌ってくれてるermhoiさんですよ。と思いきやどんぐりずとかCHAI、ヨルシカ、EGO-WRAPPIN'中納さん、田島さん。PORINさん、中島美嘉さん、RHYME。すごいよね。

でも僕が一番、PORINさん良かったです、もちろんどれもいいんですけど、ここで俺が好きだって話もあるよ、ずっとかけてるしね、CHAICHAIが好きなのは、好き好き好き好き言ってて恥ずかしいんだけど、CHAIが好きなのは、好きなんだから。だけど、いつもかけてるからさ、CHAIを気軽にかけてばっかいるのもな、って思ってんだけど、MONDO GROSSOCHAIかぁってなったよね。CHAIにもエレクトロの良さが十分、最近は特にあるから、別になんのあれもないけど、でもMONDO GROSSOCHAIか、と聴く前から絶対いいのもわかるし。でもMONDO GROSSO大沢さんの音感ってやっぱあって。なんかそのサウンド感とCHAIの感じ、ちょっと楽しかったんですよねぇ。割と他結構しっとりとしてるもの多い印象、全体的に。中でもCHAIの軽やかな明るさっていうか、無邪気さみたいなものはこのアルバムの中でもすごく際立っていて。全体のバランスとしてもすごい面白いことをしていると思っているのがそのキャッチーさも含めて。どんぐりずもそれに近いものがあるんですけど、CHAIもすごく面白かった。どんぐりずとすごい迷ったんですけど。今話しましたMONDO GROSSOCHAI、今日はかけたいと思います。

 

こんなんきてましたね。

★部員メール(アカデミー賞の注目作品は?)

えっとね、どうでしょうね。『DUNE』と『ドライブ・マイ・カー』『ドント・ルック・アップ』このあたりは入ってしかるべき。『ドライブ・マイ・カー』は作品賞まで入るのはすごいなと思いましたけど。『ウェスト・サイド・ストーリー』も観れてないので。観れてない部分で言いますと、『ウェスト・サイド・ストーリー』とか、『パワー・オブザ・ドッグ』ね。『パワー・オブザ・ドッグ』は相当有力候補なんでしょうね。どこ行っても批評1位とかになってますからね。

個人的にはアカデミー賞云々じゃなくて、『リコリス・ピザ』っていう映画が個人的に楽しみにしてます。今年一番楽しみにしてるのはこれかもしれない。うん。そうそう、『リコリス・ピザ』はポール・トーマス・アンダーソンですね。僕はよく話してると思うんだけどね。『ピンクとグレー』のタイトル、キャラクターで『マグノリア』の話出てきたりしましたけど、『ブギーナイツ』『パンチドランク・ラブ』『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』『ザ・マスター』全部言ってもってくらいなんだけど、まぁ面白い、すべて観てる監督でございます。すべて観てる監督だね、本当に。ポール・トーマス・アンダーソンの新作というと必ず行くんですけど、『リコリス・ピザ』、ここまで割と相当前評判がいい映画もちょっとポール・トーマス・アンダーソンでも非常にいい気がしてますね。なのでとても楽しみにしてますね。はい。どんな映画になってるんだろうと。

ポール・トーマス・アンダーソンのこの盟友だったフィリップシーモアホフマンっていうね方がいたんですけど。その息子さんが主演を務めるっていうことで。なんかすごいそこの因果みたいなものも、因果っていうかそこの繋がりってところもどうしてもいろいろと思わざるを得ませんしね。

でも『ドライブ・マイ・カー』がどれくらいの快挙をなすのかっていうのも楽しみですよね。本当にすごい久しぶりの快挙ですね、ここまできたのは。まぁまぁまぁでも、『ドリームプラン』も始まったばかりですか、この時期だと。面白い作品はたくさんありますし、本当にアカデミー賞くらいは行こうぜって感じだよね(笑)。行けよ、みたいな。お前たち行けよ、みたいな気持ちにもなりますけどね。僕自身も偉そうに言ってますけどなかなか今年・昨年とか執筆中は劇場に足運ぶのが本当よくないなと思うんですけど。ね。全部好きじゃないですか、僕。演劇・小説・映画・ドラマ(笑)。だから本当に、結構それでも頑張ってるとは思うんだけど。ゲーム始めちゃったしね。頑張ってるとは思うんだけど。ちょっとでもなるべくね、観てほしいなと思いますし。観ろよ、俺も含めて、みたいな自戒を込めて言いたいと思います。

 

★リクエスト曲「NEWSTORY」