もじおこ

備忘録 文字起こしときどきニュアンス 耳が悪くてごめんなさい

2022/8/21シゲ部(最近面白かった本・カスタネット)

メール読みたいと思います。

★部員メール(持っている本で多いのは小説か・自己啓発本は読むか)

いやぁないかなぁ自己啓発系は。辞書はありますけどね、もちろん。辞書は結構ありますよ、いろいろ。一番多いのはやっぱり小説ですね。一応今日8月21日か、夏休みももうあとそんなにないかもしれないけど、新潮文庫でチュベローズもね。夏ということで新潮文庫の100選みたいなね、選んでもらったりしてますが。

僕も今本を結構コロナの療養もあって結構読めたのもあるし、「タイプライターズ」関連とか、まぁね「100分で名著」関連もそうですけど。あと直木賞関連で『スタッフロール』とか『爆弾』とかも読んだりしてましたね。受賞された窪さんのはまだ読めてないんですけどね、おめでとうございます、窪美澄さん。そうそう、そのときも俺療養中か。だから家で、どうなるのかなって気にしてたんですけど。おめでとうございます。窪さんは解説も、『傘をもたない蟻たちは』かな、解説書いてもらったりとか対談もしてますし。いつかぜひ取ってほしいと思っていた方なので自分のことのように嬉しいでございます。ただそっちは読めてなくて、呉さんの『爆弾』もすごく面白かったし、深緑さんの『スタッフロール』こちらも3DとアニメCGと造形とクリーチャーとかの映画の話なんですよ。映画の話だからすごい僕はめちゃくちゃ勉強になったし、面白かったし。映画好きな人にはぜひ薦めたいなと思う一冊でしたし、『爆弾』はザ・ミステリー、面白いミステリーで。そうなんですよ、すごい面白い作品多くて。

でも最近読んで一番面白かったのはちょっとジャンル違うんですけど、俺が好きすぎるってところもあるんですけど宇佐見りんさんの新刊が出たんですよ。『くるまの娘』っていう。まぁちょっと前なんですけど。まぁ短い、純文学的サイズ感というか。あまりよくないのかもしれないけど、その表現。そんなに長い作品ではないんですけど。なのですぐ読めたんですけど、『かか』とか『推し、燃ゆ』とかのね、宇佐見りんさんの最新刊。『くるまの娘』すっごい面白かった、というか泣けた。久々に小説読んで泣いた。苦しすぎて。

どういう話かっていうと、ある種家庭崩壊した家族の3きょうだい、兄と弟に挟まれた女性が主人公の話なんですけど。高校生の話ですよ、兄も弟も家を出て。お母さまがちょっと病気で倒れてから性格がちょっと変わってしまったり、介護しながらみたいな状態で本人もなかなか不登校気味みたいな。お父さまもなかなか大変な状況、みたいな。本当にもう散々な家族な人たちが父方の母の訃報を聞いて、3きょうだいが車でそこに向かいつつ、そこにきょうだいも集まってくるような、車で移動してね、お葬式に出席して、みたいな話なんですけど。

いやぁなんかね、泣けるポイントはみんな絶対ちがう作品なんですけど僕はもうラストが苦しすぎて。うまいんです、圧倒的に宇佐見りんさんうまいんですけど、本当すごい作家さんだと思うんですけど。そのリズムのよさとかうまさが最後まで持続して、ラストでしかもカタルシスまで生むというね。いやぁ参ったなっていう、宇佐見りんさんの最新刊、素晴らしいですね。そういうエンタメ作品も、『チュベローズで待ってる』もいいですし。ぜひ『くるまの娘』も、みたいな。

でも本当に面白い作品ばかりで。今は僕は読み切れてないんですけどね、『地図と拳』という逆に650ページ弱ある作品に手出してますね。本当、最近ずっと本も読んでますけど、面白い作品ばかりで。ちょっといろんな本薦めたいなとは思うんですけど。ぜひぜひお時間ある方は、普段読まない方もいると思うんですけどね、ぜひ読書をしてはいかがでしょうか。

「タイプライターズ」でもね、恒川さんの作品もすごく面白かったですね。最新刊。昨日放送だったかな?すごく面白かった。『箱庭の巡礼者たち』こちらもおすすめです。普段本読みなれてない方、『夜市』の話もありましたけど、とかはいいと思いますね。恒川さんの作品。読みやすいと思います。児童文学的なアプローチすごい良かったですね。

 

★「ポリリズム

 

★音楽部 yonawo「tokyo feat. 鈴木真海子, Skaai」

 

さぁさぁ何を読みますかね。何を話しますかね。まずはシャイロック

★部員メール(井ノ原さんとのエピソードはあるか・まだ仕事隠してない?)

もうないっちゃないね。さすがに。まああるっちゃあるか、いやいつの話(笑)。いろんなこと、いろんなお仕事決まってはいるんですけど、まぁまぁここまで激ヤバプロジェクト系の発表は立て続きましたね。先々月、先月くらいからね。

結構前からシャイロックの話はしたんであれですけど、井ノ原さんにもスケジュールのことでちょっと迷惑かけたりしたんですけどとても優しく受け入れて下さって。楽しかったです。誕生日当日もドラマの撮影だったんですけど、井ノ原さんから素敵なお酒を頂きまして。バーでの撮影シーンがあったんでちょっとお酒の話なんかもしたので。僕も井ノ原さんに好きなジン、これ面白いっすよって薦めたりとかして。本当に井ノ原さんと共演するのが楽しみだったので、光栄でしたね。いろんな話も聞かせてもらいましたし。またどこかで共演したい大好きな先輩になりました。元々好きですけど、改めて大好きになりました。まだ先なんでね、そのあたりになったら話していきたいと思います。僕自身も全然どういう風に仕上がるのかはわかっていないので。ちょっとね、自分のお芝居がちょっと心配だったりしつつも、楽しみにしている状態ですかね。

やってるときは俺イケてるぜぃって気持ちもあるんだけど、小説だといつもあるんですけどね、校了って言って原稿全部入れて完全に終わり、誰も全員触れないっていって印刷所に入れる状況。校了してから本ができるまでって本来でいうと何もできないんで、無双状態、スケジュール的に言うと自由度は高いんですけど。一番メンタルがもってかれるっていうかね。まぁまぁそういう経験何回もしてるからメンタルも鍛えられて図太いんですけど、僕自身は。でもやっぱり今の『1と0と加藤シゲアキ』のショートフィルムね、めっちゃいいじゃん!とか思ってるけど、あれ?大丈夫かな?みたいな、そういうことばかり考えちゃうとか、これもっとあぁしとけばよかったなとか、後々出てくるは出てくるし。シャイロックもあのお芝居大丈夫だったかな、全力尽くしたけど大丈夫かなとかね。終わってから放送されるまでとか出版されるまでってのはなかなか気が気じゃないですし。もちろん『音楽』もそうでしたよ。どうですかね、楽しく聴いてもらえてると嬉しいですけどね。ただまぁまぁなんかそれこそスタッフとかね、はやめに聴いた人たちからはおおむね好評というか大絶賛なので、大丈夫かなと思ってるんですけどね、どうですかね。

厳しい意見もね、お待ちしておりますよ。読むかどうかは置いといてね、ここで。ラジオとして読むかは置いといて。やっぱ僕批評で学んできたわけじゃないですか。映画の批評っていうもので学んで作品の作り方ってことを自分なりに考えてきたから。なんかこう、厳しい意見とかは全然良くて。やっぱそれがカルチャーを成熟させていくと思ってるから、的を得た厳しい評論とかって結構嬉しかったりするんすよね。そういう意見もあるのか、勉強なりますとか。それで自分がどうするかってところも含めてね、カルチャーっていうのは成熟していくと思ってるんで全然、思いましたってものに関してはね。ただそのことばも評論されることがあるんだぜってことは。

でも今の人たちは評論も読まない人も多いだろうしね。僕ら世代がそんなに読んでたかっていうとそうでもないとは思うんですけど。何かを語るっつーのはすごく楽しくていいよね(笑)。好きなものについて語るっていいよね。うん。好きだから厳しく言うっていうのもいいよね、とかねちょっと思ったりなんかはします。僕自身がそうだからね。

 

さぁ続いて。ツアーグッズに関して。

★部員メール(カスタネットで自分たちも音楽を奏でる一人になれるのは嬉しい・コンサートで使うよね?)

そうそう、まずTシャツとかパーカーはまっすーが代表してプロデュースしてくれているという感じですね、基本的にいつも通りですね。僕らもどう思う?っていうのはありますけど。基本的はまっすーがやってくれて構わんよという状況で今回も素敵なグッズをメンバーが作ってくれたなと思っています。かっこいい、かわいいですよね。らしい。まっすーこの手にいっぱい入れるの好きだよね(笑)。かわいいですよね、音楽音楽音楽…Tシャツもシンプルですしね、今回。ぜひ着てもらえたら嬉しいなと思います。

カスタネットは割とメンバーに僕が推したところもあるんですけど。いろんな音楽キット詰め合わせにしようかとかね、そんな話もあったんですけど。僕はカスタネットが一番シンプルでいい楽器じゃない?とか言ったんですけど。なんか『音楽』っていうツアーになって、そういうちょっと面白グッズ一個くらいつくりたいねってところからカスタネットが一番現実的だったっていうところもあるんですけど。なんかすごいろんな人からカスタネットがトレンドに上がってるってこと言ってて。面白がってくれたなら嬉しいなと思いますし。ライブで使うかどうかはちょっとまだライブ始まるまでまだどうなるかわからないからあれですけど、もちろんありうるし買って頂いた方は、カスタネットちっちゃいサイズ感にしてあるからもしよかったら持ってきてもらえたらなとは思いますが。ちょっと予想よりも物流的な問題もあって届かないって方もいるんでね。それは本当申し訳ないんですけど、カスタネットなくてももちろん参加できるようにはなっております。絶対カスタネットない奴なんてみたいなライブには全然なってないんで(笑)。もしね、買ってくださった方はせっかくなら持ってきてくだされば嬉しいなと思いますし、手に入れられなかった・買わなかった方も全然手ぶらで来てもいいですからね、ライブなんてね別に。全然、全然全然って感じです。あるならもし持ってきてくださるとくらいの感じ。ないならダメなんてことは全然ないので。でも本当ちっちゃいんですよ、思ったよりも。普通のカスタネットより一回り小さいサイズになってるんで、あんまりかさばらないようになってるとは思うんですよね。

 

★「pink moon」

2022/8/14シゲ部(コロナ・TRIAD楽器・深夜1時の台湾ホラー)

まずは1通読みたいと思います。

★部員メール(「TRIAD」一番惹かれた楽器は?)

そうですね、あとで話そうかなと思ったんですが、2度目の感染になってしまいましてね。その話はあとでしましょうね。いやぁでもご心配をおかけしてね、それが心苦しいよね。すごくたくさんの方からメール頂きまして本当にご心配おかけしましたという感じなんですけど。すっかり回復しておりますし、後遺症の事心配されてる方もいるんですけど、差し当たり実感している後遺症とかはなく。正直ほとんど症状も咳・鼻水・熱、いわゆる一般的な風邪のような症状が出たんですけど、全然熱とかも1回目のときとかは結構しんどかったんですけど、今回は全然という感じだったんですけどね。でもやっぱり家からは出られないのでね。まぁでも有意義な時間の過ごし方はできたなと思うんですけど。

楽器はめっちゃ※※しましたよ。自分は弦って実際やってないと難しいから、サックスとかピアノとかもそうだと思うんだけど、僕がベースとギターやるっていう、ある種消去法みたいなところもちょっとあるじゃないですか(笑)。あのプロジェクトに関してはね。まっすがーやってたモジュラーシンセとかすごい興味あったけどね。時間がなくて僕は触れなかったんですけど。あとは僕、鍵盤、ウーリッツァーとかモーグとかいうシンセがあったんですけど。DTMって音楽をつくるソフトだとそういう音の、所謂シンセサイザーを再現してるものがあるんですよ。そういうのでウーリッツァーとか僕は鳴らしたりしたことあるけど、所謂本物の楽器?本物のシンセ、所謂アナログシンセだよね。アナログシンセをシミュレーションしたものがDAWDTM、音楽作りには使うんだけど、本物じゃないっていうか。再現してるものだから。それが本物があるってのは結構興奮しましたね、個人的には。本物じゃん、こんな音なんだ、みたいな。そういうことはちょっと思いましたね。

まぁまぁ本当に「TRIAD」もたくさんの方に、動画のほうも、聴いていただいていると思いますよね。あんまり僕、コメントとか見たりしなかったんですけど、時間があったんで。意図したところじゃないところとかだとちょっと心配だなとか思ったんですけど。まぁ読み方で心配っていうのは、自由に感じてもらっていいんだけど、誰かを不快な思いにさせてたら嫌だなとか思うわけですよ、モノつくってると。あ、ここに配慮足りなかったかなとか、いろいろ思ったりすることもあるんですけど、概ね好評だったかなと自分でも思っておりますし。

やっぱファンの人すごいなと思ったのは、こうなんじゃないかっていう考察をしてる人が結構いて。それがなかなかいい線いってるというかね。お!おお!みたいなね、おお!みたいなものもあったりとか。あんまりネタバレって言うと変だね(笑)、アルバムでネタバレとか今まで考えたことなかったけど、一応ストーリーがある、interludeに関しては。言えない、アルバムを聴いてもらって、あ、やっぱり私が思ってた通りじゃんって思う人がいるかもしれないし、そうだったんだって人もいるかもしれないし。僕以上に深読みしてくれた方もいるかもしれませんしね。でも僕もアルバム完成して、先に音源だけもらって聴いてますけどやっぱいいっすね。今回のアルバムすごくいいですね。すごいおもしろいなと思って。自分のinterludeばかり言うとあれですけど、全体的にまとまりのあるアルバムになって個人的にはすごく会心の出来だと思ってます。それはもちろん楽曲いい前提ですからね。楽曲の話あまりしてませんけど。それもそれこそ聴いてもらってっていうかね、とは思ってるんですが。

 

★「TRIAD」フル

 

★音楽部 Calvin Harris「Stay With Me ft Justin Timberlake, Halsey & Pharrell

 

そうすね、先にどんな感じだったかっていうのを、コロナのね。言っときますか。本当、「音楽の日」の後かな?次の日か。近しい関係者、スタッフに陽性の方が出て。もしかしたら俺もかも?と思って次の日検査受けたらやっぱりそうだったっていう状況で。微熱の報道になってましたけど、そんなたいした、しいて言うなら36.8~37.3℃をいったりきたりくらいだったので。もう今回は2日くらいで症状は、鼻水・咳とかはあるんですけど。基本的には生活に支障ないくらい動けるくらいではあったんですけど、やっぱりね、陽性っていう判定がでると人にうつすわけにもいきませんし。いろいろ仕事の調整、すごくいろんな仕事があった時期というよりはドラマが特に立て込んでて。最後の一週間くらいだったので、そこはすごく迷惑をかけてしまいましたね。井ノ原さんにも然りですけど。先輩然りいろんな方に迷惑かけてしまったので、そこは心苦しかったんですけど。というのもありますし、音楽番組もいくつか調整して頂いたりね、なくなることはなかったんですけど調整して頂いたりとか、ありがとうございますって感じですけどね。

あとライブのリハはね、クラウドで言った通りオンラインで参加とかしてましたけど。外には出られないけど、家で仕事したりとか。これを機会にゆっくり休んでくださいとかすごい沢山のメッセージ頂いたんです、ありがとうございます。けど、休むってなに?みたいな(笑)。1日とかは何もしない、って言ってもだらだらテレビとかドラマとか映画とか?そういうものを観て。コンテンツを見漁り。本とかもね、たまってた本とかを読み漁り、みたいな感じで過ごしたりしてましたけどね。後半とかはゲームしないと暇すぎて、みたいな。原稿書いてたんだけど、原稿もこのくらいまでって切り分けないとね、ってところで。結果的にはすごくリフレッシュにはなりましたね。どっちにしろこの時期行けなかったかもしれませんけどね、フジロックとかも行こうとしてたんですけど。ちょっとその時期くらいから仕事回復しててね、飛ばしたというかずらした仕事をそのあたりからやったりしてて。

ドラマも無事撮影終わりまして。本当に調整して頂いたんですけど、無事ね。僕以外の方、スタッフとかはありましたけど、基本的にはなくて。無事撮影も何とか撮り終えて。あとは編集作業のほうに移られたんですけどね。クランクアップしました、ドラマも。そうなんですよ。その辺のメールも来てましたかね。

★部員メール(銀行員役のための髪カットだったんですね)

そうそうそう。役作りというか、2003年から2009年くらいかな、その時代の銀行員の役で髪切るっていう話もそういうところの理由ではあったんです。だから6月くらいから髪切ってやってましたね。無事終わりまして、すごく…10月、先ですしね、まだあんまり言わないでおこうかなと思いますけど、ものすごく面白い作品になると思いますし、WOWOWらしい重厚な社会派な作品で。池井戸さんのイズムも非常に表現されている面白い作品なると思いますし、僕もすごく集中して作品に参加させてもらったので、楽しんでもらえると嬉しいなと思っていたりします。

 

もういっこいけるか。

★部員メール(台湾ホラー映画は何を観たのか)

『呪詛』っていうね、台湾ホラー今すごくアツいんですよ。めちゃくちゃ話題になってるものがたくさんあるんですけど。『哭悲』とかね、映画系だとそうですね。『呪詛』はですね、今よく言ってますけど加藤シゲアキの10周年本で『1と0と加藤シゲアキ』という本が出るんですけど、そこの編集部のひとりがLINEくれて。その人は多分僕がまだコロナになったこと知らなかったんでしょうね、”加藤さんおすすめのホラー映画あるんですけど”って薦めてこられたのが『呪詛』だったんですよね。話題になってたのは知ってたんですけど。怖いじゃん?なんか(笑)。ホラーに抵抗はないんだけど、やっぱ怖いから、覚悟がいるんですよね。誰か観てるとどんくらい怖いか聞けるなと思って、僕のまわりのホラー好き結構いるんですけど、その人たちに限って全然観てなくて。で、その編集の人が”面白かったんでぜひ見てください”みたいな。でもその人は全然ホラーに明るくない人で最近ホラー映画にはまりつつあるみたいな人で。”怖いんで電車の中のスマホで音ちっちゃくして観ました”って言ってるわけ、『呪詛』ね。いやそれじゃあダメでしょ!って思うんだけど、ダメじゃないんだけどさ、ホラーはちゃんとホラーを浴びるんだ、みたいなさ。でも”面白かったし美術がよかったしストーリーがいいんです!”って言うから、ストーリーがいい、美術がいいって僕に言ったらそれは観るじゃない?

でね、実際すごい良かったの。すごい良かったんです『呪詛』。まさにその通りですし、面白かったし、怖さで言うと療養中だったんですけど夜眠れなくて。寝れないときにそれ観るか?って思うんだけど、逆に気になりすぎちゃって1時から怖いけど俺とことんでいくわっつって1時くらいからね、テレビで、ネットフリックスで『呪詛』をかけて。で、怖いよ。POVっていう所謂携帯のフッテージもの?何て言うんだろう、一人称視点?FPSですよ、ゲームでいう。みたいなものが多用されてて、画面越しの、スマホの映像とかが実際にその映像に入ってくるようなかたちなんでそういうものってホラーと相性がいいんですよ。とっても怖いんですけど。『ブレア・ウィッチ』とかね。そういうものが代表的ですけど。あとはホラーじゃないけど『クローバーフィールド』とかね、そういうものの相性がいいんですけど。なんで結構怖いんですけど、でも、思ったより大丈夫だったですね、僕は。すっげー怖いっていう感じよりは。でもただよく出来てて。面白い仕掛けがいっぱいあって。なんでみんなが僕に『呪詛』を薦めてきたか最後にわかるっていう(笑)。そして俺も薦めざるを得ないというか(笑)。これ以上はネタバレになるからあれですけど、面白かったですしオーソドックスな展開でもある。面白いところも新しい斬新な試みもあるんだけど、得てしてすごく面白い試みのホラー映画でしたね。

ホラー映画やっぱ怖くて観に行きたくないって人結構多いんですけど、せっかくホラー映画の良さってあるからね、観てほしいななんて僕は思ったりするんですけど。ぜひ『呪詛』観てほしいです、興味ある方勇気をもって。言うほど、言うほど怖くなくはないですよ。怖いけど、大丈夫(笑)。深夜1時から3時まで観てそのあと別に寝れると僕はね、寝れるんで。ぜひ興味ある方は(笑)。ホラー映画チャレンジしてほしいと思います。

 

★「カノン」

 

2022/8/7シゲ部(「渋谷と1と0と」全部やってきたこと無駄じゃなかった)

8月最初の放送です。早いもんですね。ちょっと情報解禁から時間経ってしまいましたが、『1と0と加藤シゲアキ』の話をしていきましょうかね、今週は。

★部員メール(一冊丸ごとサプライズブックのよう、同じ時代を生きられて幸せ)

嬉しい限りでございますね。こちらもろもろ情報解禁になる前のメールでしたが、その後いろいろね、情報解禁になりまして。皆さんとても興奮のメールを頂きました。

★部員メール(本当に加藤シゲアキは一人なのか)

僕も思いますね(笑)。よぉやったなと。

(多才な姿を見て自分もやれる・やってみようと思えた)

これこそ私が届けたいことかもしれません、嬉しい限りです。『1と0と加藤シゲアキ』ね、どこまで発表になってるかわかんないんですけど、いろいろと充実した内容になっておりますし、そこは責任編集という形でね、どういう作品にするか全部人任せにせずにやっておりますが。内容自体も素晴らしいんですが、その中で特殊企画ということで原作・脚本・監督・主演という感じでね、やらせてもらいました。そういう映像関係の知り合いたくさんいるんでね。こんな話がちょっとあってさ、って言ったらもれなく全員がやったほうがいいって言ったんすよ。正直できるかわかんないし、びびってるし、だったんだけど。いや、シゲそんな映画好きで何なら何のために観てきたの?みたいなこと言われて。ですよね~って。小説書くきっかけも映画の脚本とかから入ったって話はいろんなところでしてますけど、映像作品から物語を勉強したってのは実際あるんでね。ただできるかね~みたいなね、って思ってたんですけど、それこそMVとかさ、いろんなチームもあるから、顔見知りで、大学のサークルみたいなノリで、映画研究部みたいなノリで、こじんまり作ろうかなと思ったら、何言ってんだ!つって。もう一流とやれ!みたいな。

で、そのうちのひとりが知り合いがいるからっつって紹介してくれたのが今回AOI Proという制作会社さんなんですけど。その中でも『すばらしき世界』とか、役所広司さんのね、西川組をやってた方々とやる、どう?って話になって。いやいやすごいじゃんって。僕好きでしたし、『すばらしき世界』。いやぁ、え?西川組?みたいな。持て余すわ~とか思ったんだけど、それぐらいやんなきゃだめだ、みたいな、逆に万全の体制でサポートするからって言ってくださったときに、あ、そうかみたいな。自分ひとりで作ると思ったけど、映画ってみんなで作るっていうのも聞いたことがある!みたいな(笑)。映画じゃないけどね、ショートフィルムもね。って思って、そっか、周りにすごい手慣れがいればいるほど、自分の作品もよくなるかと思って。で、今回はそういうチームを集めて、撮影だけは誰かいますか?ってカメラマン。で、『オルタネート』のティザー、OSRINさんが撮った『オルタネート』のティザー、そういえばOSRINさんも情熱大陸に出て面白かったですね。そのときのカメラマン、あの画すごくよかったから、『オルタネート』の時のカメラマンさんで山田さんっていう方と、若いチームとやりたいなってこともあって、僕より年下なんで。若い人もいれつつ、そういうチームでやりつつっていうので僕も何人かこの人とやりたい!っていうのを、もし興味持ってくれたら一緒にやりませんか?ってお声がけさせてもらったらみんな快く快諾頂きまして。

ただそれが年末年始くらいに動いててさ。スタッフィングっていうんだけど、どうする?って言ってるときに、年末くらいですよ?その『粛々と運針』の話があって。え?みたいな。パルコの舞台めっちゃやりたいんだけど、映像撮らなきゃいけないんだけど、みたいな。っていう話があって、スケジュール的にみんなも忙しいから、プロだから。そう、そのあと有名監督の作品に入るっていうのもあり。その周辺しか休みを取れる日がないっていう話になって、どうします?…っていうところでオープニング終わろうか(笑)。長くなりすぎるからね、続きはこのあと話していきたいと思います。

 

★「TRIAD」

 

★音楽部  Alex Lustig「Runaway ft. kiki vivi lily

 

そういうわけで、どうする?つって。いやぁどっちもやるっしょ!って。だって断りたくないもんなぁどっちもね。どっちも諦められないな、みたいな。パルコどうするかってところあったんですけど、2月から稽古入って3月本番?で、3月の頭にしかチーム集まらないって話になって。じゃあどうする?ってなったときに、この2日間だけは絶対空くって日があって。それがいわゆる稽古場から小屋入りっていう、稽古場で稽古してるんだけどさ、舞台って。直前になると本番の会場で稽古するわけですよ。小屋入りっていうのがあるんですけど、小屋入りスタッフが行くときはもちろんセットを組む、建て込みの時間があるわけですよ、2日くらい。で、その2日間は役者は何もできないから、絶対空くわけですよね。その2日間なら撮れるって話になったわけです。だから『粛々と運針』の稽古やって、2日間で撮影して、本番行ったんですよ。すごいよね~。誰か褒めてよって思ってるんだけどさ。結構大変な撮影だったしさ。

まぁその、みんな頑張ったからさ、僕ばっかり褒められるわけでもないんですけど。しかも、最初は3分くらいの映像って話で。だから1日撮影して、2日目予備日みたいな気持ちだったんですけど、3分で物語はつくれないっていうか。ストーリーがやっぱどんどんどんどんシンプルになってっちゃうから、ね?っていう話もあって。気づいたら15分くらいになってて。それはちょっとさすがに、ってなって10分ちょいの作品になったんですけど。そう、だからそこから年始になってAOI Proさんのプロデューサーの方とかとオンラインでまず会って。どうすかね?みたいな。それでプリプロ作業、1月くらいから書くのよ。で、これ原作・脚本って言ってるじゃないですか。どういうことなのかって言うと、先に短編書いて、それを原作として脚本書いたって思われると思うんですけど、この『1と0と加藤シゲアキ』に関しては、全部建て付けが決まっていて、その共作、いろんな作家に参加して頂いたんですけど、それが「渋谷と〇〇」っていう、〇〇はご自由にね、「渋谷と〇〇」っていうタイトルで渋谷っていうのだけは絶対お願いしますっていうのでオファーしたんですよ、いろんな方々に。で、自分もそれ書いたんですよ。だからタイトルが「渋谷と一と〇と」なんですけど。10周年ってこともあるし。

で、実はでも、先に脚本書いたんですよね。ていうのも撮影ってすごく不自由なところがあって。やっぱりロケ地とか、許可取りとかもそうだし予算もあるし。そういう規模で映像作品って影響すごくされるんで。小説は自由だけど、何書いてもね、どこ行っても何書いてもいいけど、映像作品ってなると縛りがすごいあったんで、そっちから進めていかなきゃなとは思ってて。ただまぁなのでですね、ぜひ映像作品楽しみにしてると思うんですけど、その脚本書いて映像撮ったあとに短編書き始めたんですけど、もうね、原作じゃねぇじゃん、みたいな(笑)。全然違うじゃんみたいな話なんですよ。そういったプロダクションの流れが全部『1と0と加藤シゲアキ』に収録されるんですけど。それはそれで面白いんですよね。補完されるところもあるかなと思うんですけど。全然別物、だから面白いっていうか。ある種、その「渋谷と1と0と」っていうタイトルとテーマでそれぞれつくったって感じなんですよね。でもノベライズじゃないっていう。これはね、ちょっとなかなかわかりにくいと思うんですけど。撮り終えて、『粛々と運針』の東京公演が終わったくらいから短編書き始めて、みたいな感じだったんですけど。まぁ面白かったっすね。全部が面白かった。結果うまく撮れて、2日間も丸々ね何とか撮り切れて。ちょっとね、2日間丸々って感じでしたけど。

話出てると思うんですけど、リネンサプライって言うね、いわゆるおしぼりとかシーツとか、テーブルクロスとか白い布ですよね、リネンの業者の話ではあって。それはコロナ禍で結構影響受けたっていうんですよ。飲食店が閉じたから、リネンサプライって意外と知られてないじゃないですか。クリーニング業みたいな感じに思われてるんですけど、おしぼりっておしぼり屋さんみたいなね、リネンサプライって所がやってたりするんですよね。それも知らなかったんですよ、恥ずかしながら。でも、コロナ禍でそういう方々、飲食店は補償があったけど、そういうところは補償がなかったりして、あと割り箸とかね。結構打撃で倒産したところも多かったって話を聞いてそうか、みたいな。それもおかしな話だなみたいなことを思って作家10年ってこともあるし、あんまり今まで敢えて社会的なテーマってことを全面に押し出してこなかったんですけど、映像作品もそれを全面に押し出してるわけではないんだけど、リネンサプライっていうものに興味が出て、ちょっとそこから話を広げてった【渋谷】【1と0】【リネンサプライ】っていうところで作品にアプローチしていったって感じですね。

短編のほうはがっつり”コロナ”っていうところも描いてはいたりしますけど。本当に全然違うし、結構この短編個人的に気に入ってて。面白いんでね、ぜひ読んでほしいなと思うし。まぁそんなこんなで『粛々と運針』の稽古やりながら脚本書き、脚本書いたあと、じゃあどうやって撮るとか。ロケハンだよね。あと衣装とか。だから予算がすごいあるわけじゃないから、それは役者とかいっぱい出せないし、みたいな。全部自分でやるしかないみたいなので一人二役になってったってのもあるんですけど。そういう感じでやって3月に撮り終わって、編集、なんなとなくカット割りって言ってね、どういう風に撮るかっていうのも全部やって撮影して。だから監督してるところの写真が一枚出てるんですけど、すごい監督っぽい写真ですよね(笑)。でもあれ全然違くて、役衣装で。2役演じたんで、その1個の衣装、所謂リネンサプライの業者の恰好だったりするんですけど。本当でも楽しかったですよね。そこから編集、だからさっき勘違いされたかもしれませんけど、全部自分でやったっていうよりは参加したって感じですね。プロはもちろんプロがいるんで、編集してくれるスタッフとかがやったものをこうしてください、あぁしてくださいって言う、そこは普通役者だとやらない作業ですけど、監督はやるわけですよね。監督としての仕事を一個もサボらずにやったって感じかな。誰にも任せずって感じかな。

音楽は、福島さんという方と一緒にやったんですけど。それは『すばらしき世界』をやった方で。その方と一緒にこんな音楽にしようって話から、その方がつくるというより、その方からまたいろんなバンド、ミュージシャンにオファーかけてくときに、福島さんを通してやってったんですけど。そのときに林正樹さんっていう方に作曲をお願いしたんですけど。林さんは偶然なんですけど、NEWSの、TBSのCDライブ!ライブ!かな?昔ピアノの弾き語りでさくらガールやったんですけど、そのピアニストの方だったんですよ。その福島さんが選んだ方が偶然ね。この方どうですか?って言われたとき、林さん一緒にやってますみたいな。NEWSの曲も1曲弾いてもらってる…「リボン」かな?「リボン」弾いてもらってて。だから知ってたんですよね。実はすごい共通の知り合いとかもいて。なんか繋がってくな~みたいな。だから林さんにお願いするってかたちで作ってくれたのがまぁこれもねエッジが効いててですね、めちゃくちゃいいっすね。

そのレコーディングも行って。普段NEWSとは違うレコーディング、楽器のレコーディングってあんまり立ち会うことないんで。しかもそういう中で所謂ジャズとかクラシックのチームのレコーディングに立ち会ったのもすごい面白かったし。それこそ、そのためじゃ別にないけど、2年くらいソロ曲もDTMをちゃんと勉強しようと思ってやってきた経験もあるから、こここんな風にしたいとか、エフェクトの話とかが専門用語で割と話せるようになってて。今までいろんなことやってきたNEWSでの活動が、やってた音楽とかも、こういう場で活きるなぁみたいな。機材とかもさ、自分がNEWSじゃなかったらもちろんこのプロジェクト自体もないけど、全部やってきたことが無駄じゃなかったっていう日がくるんだなっていうのが感慨深かったっすね。

まぁちょっと本当に不思議な話になっておりますし、「渋谷と1と0と」っていうショートフィルムプロジェクト、これも楽しみにしていてほしいですし。何より『1と0と加藤シゲアキ』読めば読むほどそちらの映像作品も楽しめる。どこで観られるのかっていうのもまた追々話していきたいと思いますが。9月なのでまだまだ言えないこともありつつも、来月発売になるので9月30日楽しみにしててほしいです。

そしてその前に、再来週ですか?アルバム『音楽』こちらでも加藤のクリエイティブ遺憾なく発揮しておりますのでね、楽しみにしていてほしいと思います。本当に俺働きすぎだよね(笑)。

 

 

2022/7/31シゲ部(『音楽』Interlude・シゲソロ・当たりポスター)

7月最後の放送でございます。いろいろと情報解禁しましてね。私が騒いでいた激ヤバプロジェクトが解禁になりましたけど。俺がはしゃいでるだけでたいして激ヤバじゃなかったらどうしようって思ったけどすごい激ヤバプロジェクトが盛り上がったみたいで、”トレンドに入ってます”ってマネージャーが言ってましたね(笑)。それぐらい反響あったならよかったなと思うんですけど、まずはNEWSの『音楽』からいきますか。その話をしばらくしているだけで終わっちまいそうだなとは思ってるんですけど。

NEWSの12枚目のアルバム『音楽』ね。それは情報解禁になっておりましたけど、詳細が発表されましたね。全21曲っていうことで。アルバムの曲自体がそれぞれいいことはもちろんのことなんですが、Interludeをわたくし加藤シゲアキが書かせて頂きまして。そしてそのInterludeをなんと松たか子さんが読んでくれたと。これは激ヤバだよね。

なんか結構『音楽』ってアルバムにするってなってからどういうものにするかっていうね、あとあと『音楽』で今までのシングルを包みこむというか、テーマを「音楽」にしていこう、いま3人で「音楽」ってやるのはかっこいいね~って話で僕は思ってたんですけど。じゃあどうする?って具体的におもしろいことしたいよねって、ワクワクすることしたいよねってプロデューサーが、いつもやってるInterlude、あれはNEWSらしさでもあるから今回もやりたいと思ってるんだけど、がらっと4部作から変えたいんだって話があって。で、シゲやってくんねぇか?っつー話で。僕だけじゃなくてそれぞれのメンバーが何らかのかたちでこのアルバムにはかかわってるんですけど。

いわゆるInterludeっていう短編小説って書いたんだけどまぁ短編小説とは正直自分では言えないっていうのがなんていうんだろうな、詩かなって感じかな。結果、つくってみて。まぁいろいろとCDに入る分数って決まってたりするしね、結構その本気で、どのくらいのサイズにするかとかもいろいろ考えなきゃいけないんですけど。まぁやってくれって言われたら、自分から書かせてくれとかは基本僕言わないんですよ。それはもう小説のほうもあんまないんですけど。今回頼まれたんで、もう無茶ぶりだよね半分くらい。言われたんで、じゃあ自分が手伝えることであるなら全力でやらせてほしいです、みたいなことがあって今回それを書かせて頂きました。で、インストいいのよ(笑)。天才だなってやっぱ言っちゃうよね、我ながら。

しかもそれをさみんな忙しい最中にさ、ね?いろいろやってるわけですよ、わたくし。もう発表なってるか?ドラマもね、やってるわけですよ。WOWOWさんのほうで。井ノ原くんと一緒にドラマやってるんですけど。「シャイロックの子供たち」というね。情報解禁中に情報解禁するっていうね(笑)。そうなんですよ、ドラマも撮影したりしてる中でね、やってくれって言われてさ。でも時間ないよな~とか言って。

それに、ラジオドラマみたいにしたいっていう話があって、その音をTakuさんに作ってもらうっていう話が最初だったんですよ。で、ってことは先にストーリーがないと作れないから、結構音楽の締め切りよりもだいぶ早めのね。言っても5月6月…5月中には書いてたかもしんない、書いてたね。たたき台はね。で、それでどうするっつー話になって。まぁまぁいいね!ってなって1回目はメモみたいなのを書いて送ったらプロデューサーがめっちゃいい!みたいなことを言ってくれて。じゃあこの線で、っつって。ただまぁ何個作るとかさ、曲も出揃ってない中でさ、俺のInterludeきっかけみたいなのが結構あるわけですよね。だからこういう構成にしようかって話を2人で話して、じゃあそれに合わせてこんな曲作ってこう、みたいな。だからInterludeだけを、まぁ実際そうなんですけど、結果的にアルバムのカラーにはなってしまったというか。それがいいほうですごいテーマ性を持ってクリエイティブになったんですけど。

じゃあ誰に読んでもらう?ってみんなでいろんな方を出し合って、いや松たか子さんが一番やってくれたらいいけど…今まで面識もないし…いきなりねぇ?ぶしつけにオファーしてもきっとやってくれないけど、でもね、やってないのに諦めるのもちがうじゃん?みたいな。プロデューサーが、わかったメールしてみるって。ちょっと連絡先も知らないからね、いろんな人辿って多分お仕事の方に、事務所の方にアプローチして。そしたらやってくれるっつーわけよ。すごいよね(笑)。本当やってくれるかもしれないみたいなって、みんないやでも本当に?本当に?みたいな。結構レコーディングの日まで本当かな?みたいな。でも今松さんに急に断られたら俺たちどうするみたいな、パニックパニック!みたいなことだったんだけど、本当に来てくださいまして、レコーディングに。いや本物じゃん、みたいな気持ちだよね、僕とプロデューサーとTakuさんとで。

まぁそのレコーディングしつつ微調整みたいなところもあったりするんですけど。もうその声が想像していた以上に素晴らしく。自分の作った作品がなんていうんですかね、すごくさらにすごいかたちで作品になっていくっていうのを自分でまじまじと体験し、いやぁ本当嬉しかったし作家やってきてよかったなって(笑)。NEWSやってきてよかったし、作家やってきてよかったなみたいな自分がやってきたことがこういうかたちで作品になるとは夢にも思ってなかったよね。NEWSのためにって思ってるけどNEWSを作品にしたいと思ってなかったから、別に。自分の文章をね。でもこういうかたちで、まぁ前回の『STORY』もオープニングの文章考えたりしましたけど、こんなふうにがっつりコンセプトに関わってね。出来上がったもん聴いたらさ、泣けちゃって。泣けたっす(笑)。まじ泣けた。って思っちゃってさ。Takuさんとまた別件で連絡とかしてたら、Takuさんも泣いたって。泣けるよねって。泣ける話じゃないんです、別に。泣ける話だったのかもしんない。でも泣かせようと思って書いてなくて。でも泣けたね。っていうこと、まだまだちょっと話したいですけどそれもあるしね、『1と0と加藤シゲアキ』のほうもちょっと激ヤバプロジェクトあったんで今週か来週また話していきたいと思うんですが。

まずは『音楽』その激ヤバプロジェクトもそうですし、1曲目の「TRIAD」というところ、音楽的には1曲目、M2ですけど、その「TRIAD」は僕たちが演奏して音を収録してサンプリングして曲にしたという。僕たちが鳴らした音で構成されている音楽なんですけど。それもすごい面白いプロジェクトでした。その模様も映像作品になってますんでぜひ見てほしいなと思うんですけど。もうMVは解禁しているとのことで。この「TRIAD」をショートバージョンではありますが聴いて頂きたいと思います。

 

★「TRIAD」

 

★音楽部 Fireboy DML , Asake「Bandana

 

先ほどちらっと言いましたけど「シャイロックの子供たち」というドラマに出演します。WOWOWのドラマということでございます。実は昨年から決まっていたんですけど。井ノ原くんが主演の作品なんですけど、池井戸潤さんの原作ですね。昨年からお話があって、ようやくこの夏6月くらいか、撮影しております、現在。決まってたんでね、去年V6さんのラストライブ行かせてもらったときも井ノ原くんは僕が出るって当時知ってはなくて。そのときもご挨拶させてもらって、”実は来年一緒になります”みたいな。今まで井ノ原くんと共演する機会が全然なかったんですけど、すごく大好きな先輩なので、ぜひ共演したいなと思った次第でございます。

で、原作も池井戸潤さんの作品ということで、ザ・池井戸さん的な、銀行をテーマにした物語なんですけど。その中で滝野というエースのような登場人物ですね、を演じさせて頂きます。これは10月なのかな?放送。ちょっと先なので、またその頃かなと思っておりますがぜひぜひそちらのほうも「夜がどれほど暗くても」に続いてのWOWOW作品でございますけど、ぜひぜひ楽しみにして頂けたらなと思います。

さぁさぁそしてアルバムの話とかはまだメールが来てないのであれですけど、そんなこんなでアルバムで松さんとコラボしているのはぜひぜひ楽しみにしていてほしいし、楽曲も全部出揃って。当たり前だよね、今出揃ってないとやばいんだけど。すごくどれもなんていうんですかね、NEWSらしく、また大人なNEWS、3人で最初のアルバムなので、新しいNEWSを発表できたなと思っております。どれもすごく好きですね。はやく聴いてほしいなと思ってますし、このアルバムを引っ提げてツアーに臨みたいなと思っております。

そして、わたくしのソロ「Agitato」。これもしこしこ作っておりました。コロナ禍で2年くらいか?ちょっと本気でDTMやり始めて。プロがつくる、自分をプロだとは思ってないけど、プロがつくってるのってどうやってつくってるんだろうみたいなところをそういう性分だからしょうがないよね。結局そこを知りたくてショートフィルムもね、「渋谷と1と0と」っていう原作・監督・脚本・主演やらせてもらったんですけど。何が起きて映画とか、映画じゃなくて映像作品っていうのができてるのか、なんとなく頭ではわかってるけど全部ちょっとなんていうの?実際その場に行って実際に手を動かして体感したいなっていうこともあって。そういう性分なんだよね、そういう性格なんだからしょうがない。

でもそれがさ、いよいよ極まれりっていうかさ、今回ソロもデモとしてそのままでいいくらいのところまでDTMしまして。でも生音録ったりもするし、多少のテコ入れみたいなものはプロと相談した部分もあるんですけど。95%くらい自分でやったって言ってもいいんじゃないかな。エンジニアとかつくりながら変わってくところもあったんだけど。それもだから、どんなソロにするかな?みたいなふうに思ったりしてたので5月くらいからさ。逆に、専門作家じゃないからさ時間はできるよね。プロだと2か月くらいで1曲つくってられる時間ってあんまなかったりすると思うんだけど。自分はそういう意味ではソロだけつくればよかったから、夜中にちょこちょこちょこちょこ音つくって重ねてって。すごい変な曲をつくりました(笑)

。変な曲っていうか、僕的にはかっこいい感じになったんですけど。今までちょっと違うと思う。美メロってよりはラップですしね、基本。ちょっと変わった楽曲。途中でテンポ落ちたりもしますしね。でも「音楽」ってテーマもあったので”Agitato”っていうのは音楽用語で”激しく”みたいな感じなんですけど。とにかくちょっとソロ曲だから。人に楽曲提供するんだったらもう少し聴きやすい…でも結構ね、聴きやすくなっちゃったなぁと思う。みんなが面白いって言ってくれちゃって。もうちょっと変な、まだ「Narrative」のほうがとばしてた感じなのかもしれないけど。個人的にはだいぶ変わったこと、とがったことやりましたけどね。面白いこと、変なこと、まぁ音楽好きでやってますからね。人がつくらないものっていうのをイメージしてやったんで。これも早く聴いてほしいなと思うんですけど。すごい面白い作品になりましたので。楽しみにしていてほしいなと思ったりなんかしております。

 

1通だけ読むか。チュベローズの感想もたくさんあってね、ありがとうございます。皆さん読んで頂いて嬉しい限りです。そして評判がとてもいいですね、文庫本。嬉しいです。

★部員メール(イラスト付きポスターが2枚とも紀伊国屋梅田本店なのは意味がある?)

実は『オルタネート』のときにポスターにサインし終えたあと、別日にもう1枚だけしてくれって言われたのが紀伊国屋書店梅田本店だったんですよ。忘れてたんですかね。あとあと追加なのか忘れてたのかわかんないけど、漏れてたのかわかんないんだけど、”梅田本店さんにもポスター書いてほしいです”ってので、じゃあ最後だからちょっと変わったのにしよっかって言って桜の花を咲かせてみたんですけど。今回もその話になって。梅田本店さん、いつもすごく展開してくれてるし、とても売り上げの多い場所だと聞いておりまして。そんな頑張っていつも僕のために力を尽くしてくださってるってこともありますし、今回別に他の書店がっていうわけではないんですけど、前回はそうやってたまたまだった経緯がありつつ、前回と同じ場所に一個だけ違うイラスト書いてみようかなっていう。さすが気づいてくださって嬉しいです。梅田本店さんにもお世話になっておりますし、他の書店さんもいつもありがとうございます、本当に。今後とも加藤シゲアキをご贔屓にっていう。

 

★「BURN」

2022/7/24シゲ部(『1と0と加藤シゲアキ』・三銃士振付)

まぁね、話すか。『1と0と加藤シゲアキ』。これね、時々順番間違えちゃうんですけどね。短編小説が「渋谷と1と0と」っていうタイトルなんですよね。最初にそれを書いたんですよ。これ言っていいのかな?まぁいいか、いいよな。だって俺責任編集だからな(笑)。まぁいいわ、一回読みつついきますわ。

★部員メール(今回一番やりたかったことは何・敢えてやらなかったこと)

敢えてやらなかった企画か~。うーん。

(作家側からアイドルを語ることも今までなかったのでは)

アイドルを語るというよりかは、そこは切っても切り離せない部分で、ロングインタビューなどもしておりますし、僕を分析してくれた方々の寄稿もあります。だから僕も責任編集なんだけど、お任せしている企画もあって。だから僕もまだ目を通してないものがあるはあるんですよ、責任編集でもね。そういうもんなんだよね。

(昨年の夏の企画書の話ってこれでしたか)

実は違うんですよ(笑)。企画書書いたプロジェクトは動いてるっちゃ動いてるんだけど、まぁ僕自身が動けないので動いてないってものもあるんだけど。ちょっとこの辺はね。企画書書いてるとか言っちゃダメなんだろうけど。まぁいろいろ企画書を書くぐらい、自分で動いてるっちゅーことではある。

こちらの話は、角川さん、いろんな出版社からお話頂いたんですよ。10周年なんかやりませんか?って。でもやっぱり『ピンクとグレー』から『傘蟻』まで4冊連続でお世話になったので、角川さんっていうのは最初に僕を育ててくれた母校みたいな感覚もあるし。まぁ10周年振り返るにおいて、そういうアーカイブっていうとあれだけど関係値もあるから、1から話すっていうことも考えると、角川さんと10周年スペシャルブックをつくったほうがいいなぁみたいな感じはちょっとあって。なのでそれでも角川さんが一番目に申し出あったのでじゃあぜひ角川さんと一緒にやりましょうっていうのがスタートだったんです。それが去年夏くらいからだったのかなぁ?もうちょい前か。ずっと前からやろうやろう!って言ってたんだけど、なかなかじゃあどうやって動き出すかっていうと、どっから手をかけていいかわかんないじゃん?そういうのって。だからまぁまず、いわゆるタレント本みたいにしても仕方ないし。かといって作家が10周年本出すかっていうと、そういうわけでもないんですよ。こんな特別な本をつくってもらえるのは本当に滅多にないことで。

なんかでもね、雑誌とか作ってみたいなとは言ってた、思ってたんですよ。一回くらい。自分だけの書籍ってものを小説以外でもつくってみたらどうなるんだろうなぁって思いがなんとなく漠然とあってずっと。だから、じゃあちょっとそれ僕編集やるっていうと物理的に無理だし、名ばかりになるのも嫌なんで、なんか編集長とか、責任編集とかそういうので立場としてやらせてもらえませんかと。その代わり能動的に、積極的につくっていくっていうことでぜひぜひって話になったので。最初にいろんな話、たたき台とかをね、それこそ編集のチームつくってくれたんですけど。まぁ僕ってちょっとわがままなんですわな。だからいや、こうじゃないんですよね、こういうのとかちょっと変わったことしたいですね~ってやってて。そんな中で発表になったけど、加藤シゲアキにしかできないことをやるべきだ!っていう話から、原作脚本監督主演?っちゅー話になったわけね。確かにな~とか思ったけど、すごい大変じゃん(笑)?すごい大変だけどめちゃくちゃ楽しかったけどね。今振り返ってみれば。

そんなこんなで最初はさ、3月くらいに出そうって言ってたわけ、去年夏くらいに。それでチュベローズとかが6月に出てみたいな、10周年盛り上げようと思ってたんだけど、あれよあれよと、ちょっといろんな事情もあるし、この世界情勢ってものもあるし、物理的に僕も、じゃあ舞台どうするとか。それで遅らせたわけじゃないんだけど、いろんなたてつけから遅れてしまったんですよ。で僕もやりながら閃くアイディアってあるじゃないですか。共作って言って、僕が書いた、もうタイトルも言っていいかな?いいよね、責任編集だから。「渋谷と1と0と」っていう。その共作も全部、”渋谷と○○”で書いてもらえませんか?っていうのでお願いしたんですよ。渋谷っていうのはある種僕の原点ですので。いやぁこれはまだ発表になってないかもしんないけど、このラインナップもすごいよ。まぁカンの良い方はね、「タイプライターズ」でそんな話してませんでした?って思うかもしれませんが。もちろんそれだけじゃございませんし。いやぁやりたいこと全部やった。だからやってないことありますか?って言うけど、あとで思いつくかもしんない、あれもあったなとか。でも今はやりたいこと全部やった。

最初、どんなに長くなっても320ページもいかないだろうねって。320ページってキリがいいんですよ、印刷の都合ね。これもちょっとどこまで言えるかわかんないんだよな、まぁちょっととある巨匠のブックデザイナーにお願いしまして。そしたら盛り上がっちゃって我々。こうしよう!あぁしよう!って盛り上がって、いざいろんな原稿集まってきて装丁したら500ページ超えるつって(笑)。500ページ超えるとコスト的な面が大変なんですよね。そういうこともやるわけですよ、責任編集ですし(笑)。やるっていうかどうする?みたいな。ここはどうにかうまいことページ詰めて、とかやって400ページ(笑)。

でも全然もうね、僕の担当やってくれてる角川の方、今回初めてなんです。ちょっとまぁ担当が増えてるって感じなんですけど、一人。これ、本出たらとばされるんじゃないかなって(笑)。ホープなんですけどね、角川文芸の。僕のせいでとばされてしまうんでないかと(笑)。とばさないためにはこの本を多くの方に手に取ってもらうしかないんですよ。こんなにちゃんと宣伝しなきゃいけない、いつもしてるんだけど、いつもこの手あの手でプロモーション考えてるんですけど。でもほんとにすごい本。デザインもですし、グラビアもあります。一応写真もあります。多少ね。なので、持ってるとかっこいい本です。おしゃれな本ですっていうくらい、私すべての責任を負ってやっております。なのでぜひぜひね。気にして頂けると。まだ2か月前からこんな早く宣伝してもしょうがないんですけど。どうにかね。チュベローズとの兼ね合いも含めて早めにお伝えしたかったってのもありますし。というわけでぜひぜひよろしくお願いします。

 

★「カナリヤ」

 

★音楽部 Drake「Falling Back」

 

さぁちょっとね、もうちょい続き話し…あんまり一気に話すとあとあと話すことなくなっちゃうのもね、あれなんですけど。

★部員メール

(数字が全角なことに意味はあるのか)

これはバランスかなぁ(笑)。

(タイトルの意味)

だから一応…(笑)そうね、ananか?”加藤シゲアキの解体新書みたいな本が出るよ”とかちょっとチラ見せしてましたけど、まさにターヘル・アナトミアですわ(笑)。僕のファンの人、去年宇多丸さんのラジオでターヘル・アナトミアって言ってからだと思うんですけどすごいターヘル・アナトミアがあいことばみたいになってるよね。解体新書のいわゆる原本というか原点。ターヘル・アナトミアですよ、まさに。だから過去現在未来、そういうわかりやすい三本立てみたいにはなってる。うん。

現在と未来、過去っていうのは多少ひとつになりがちですけど。これまでの作ってきた作品の音楽的な側面ももちろんですし、これまでの作品、どうして僕が書き、今こんなものをつくってきたかっていうところを、はじめましてだったんですけどね、一度ご縁のあるライターさんに、その辺もちょっとどこまで情報解禁になってるかわかんないんですけど。

でもすべて意味のある方にお願いしている、誰にインタビュアー務めてもらうかも僕が選んだし、ブックデザイナーの候補からも僕が選んだし、グラビアのディレクターも選んだし。共作の相手も選んだし。本当にすべて僕が選ばせて頂いたので。まさに責任編集ですよ。うまいこといかなかったら僕の責任なんですけど。それを取る覚悟でね。まぁすべての仕事にそう思ってますよ。”1と0”っていうのは10周年からきてるし、さっき言った短編が「渋谷と1と0」ということで僕はタイトルをつけたんですよ。まぁ”1と0”に込めた思いっていうのは、そこに一応書いたつもりだけど。なぜ”加藤シゲアキと10と”じゃないのか。ここは今からね皆さん想像してもらって。

 

これだけ読んでおきたいんだよなぁちょっとだけ。さくっと。

★部員メール(「三銃士」バックダンサー・みどころについて)

そうですね、大集会のときはまだ振付をする段階ではなかったっていうこともありますし、とにかく歌を届けようっていう。最初にまず歌だけ届けようってこともあった。「LOSER」は歌いあげることもあるし踊るっていうよりは、まぁ踊ってんだけどね、

なんかこう3人でパフォーマンスしようっていうことからNEWSね最近エモーショナルな楽曲が多いからあんまり踊らないっていうところもあって。「Reborn」もそうだったんだけど、「三銃士」もなんかちょっと踊りながら歌うってこともやっていきたいよなちゃんとっていう話から、振付をしたんですよね。

そういっても僕ら歌ってるからね。僕らまじで歌ってるから。なかなかダイナミックな動きが歌いながらだとできなくなっちゃうっていう、ちょっとそこは難しい。どっちを取るかってところはちょっとあって。それでダンサーさんをお願いしたいね、っていう3人で。ちょっとダイナミズムを入れようということで。なんかいろいろ来てたんですよ、「三銃士」なのに3人じゃないんですか?とか。そこらへんをどう、納得いかない!っていう方もいるんだなと思うんですけど。まぁそれは「三銃士」だから3人というか3人のある種分身ととらえてもらっていいし、”コロス”っていう技法、”コロス”っていうとすごいハードな怖い感じになるかもしんないけど(笑)、そういう方法が演劇にはずっとあって。そういうイメージかなぁって話は振付師としていました。

なんかね~それを気に食わないって方がいるのはいいんですよ、それはパフォーマンスだしそれこそさ、責任編集と一緒でさ、俺らフロント張ってるから責任は俺らにあると思うんだよね。それをご本人に言ってるって話はちらほら耳にしてですね。それはちょっとどうかなと。

言うと振付師の方に依頼してるのは僕らなんでね。振付師の方が勝手に、もちろんクリエイティブなものを作って下さったのも振付師の方ですけど、振付師の方から独断と偏見であぁしたよこうしたよって言ったわけではないし。納得できないときは僕らいつも言ってるし。たたかうじゃないけどこう、議論しながら納得するところの落としどころにいつもやってる、とても譲歩してくださる振付師のチームなので。なんだかそれを勘違いしてる方がちょっと多くてそれは残念だなと。文句があるというか、なんか気に食わないことがあるなら我々にまずは言ってほしいし、それをなんでダンサーつけたのかとか、そういうことを言われてもそれはそちらに言われてもお門違いな話なんでね。ちょっとこの辺の、それはリテラシーってことばで片付けたくはないですけど、ちょっと目に余る部分があるので。ここだけはちょっとお伝えしておこうかなと思いまして言わせてもらいました。それでNEWSのファンやめますって方がいてもしょうがないよそれは。こちらのやりたいことと思うところがズレてしまう、それはもうすまないってことしか言えないんだけど。

僕らは納得してるどころか満足してやってるから、何かあるときは我々に言ってくれていいし。それで僕らがどう思うか、こうするか、その先の話かなと思います。モノをつくるっつーのはそういうことなんでね。…ということだけはちょっとお伝えしときたいなと思いました。

 

2022/7/17シゲ部(アルバム・チュベポスターのお花)

先週ね、来週話すと言ったのでまずは話していきたいと思います。

★部員メール(アルバム『音楽』は何と読みますか?)

ツアーのほうが先に出てしまったんですけど、アルバム『音楽』。これね、読み方「おんがく」で大丈夫です。すごいみんなね、想像力を広げていろいろな解釈してくださいましたがそのままストレートに「おんがく」と。まぁ宣誓というかたちになるんですかね。僕たち…まぁいろんな解釈の音楽にはなります。アルバムという意味では2年ぶりになるかな?3人になってから最初のアルバムになりますし、シングルは8曲収録されることになりますけど。『STORY』を経て我々がどこにいくのかというところでもある種原点回帰であり、そしてかつ実験的な音楽という解釈は大きく広げてチャレンジするアルバムですね。だから『音楽』以外タイトルないっていうか。音楽だもんって(笑)。音楽と言わずしてどうするっていう曲になっちゃっております。いやぁこれね、言えないことがね。多いのね(笑)。もうあれも言えないこれも言えないだらけですな、いつもいつも。あっちもこっちも(笑)。言えるようになったらこっちで言いますけど。

ただまぁサンプリングする曲が入るっていうのは言っていたね。「TRIAD」という曲ですね。いいタイトルですね。サンプリングしていくわけですよ。僕らいろんなスタジオにこもって、いろんな楽器を触れてその音で音楽をつくるという。つまり音を鳴らしたのはすべてメンバーというかたちになるんですね。それをサンプリングして曲につくって頂いていたりとか。もうその時点でさ、超音楽じゃね?っていう。超音楽じゃね?っていう(笑)。2回言いましたけど(笑)。みたいなこともありますし。

小山さんと私、増田さんがそれぞれインタビューする、小山慶一郎がインタビュアーとなって取材して。それ昨日ちょうど撮影したんですけど。面白かったですよ。まっすーと小山が何話したのかは知らないけど、僕も割と赤裸々にいろんな話をしたし。うまいこと編集されてしまう、短くなっちゃうと思うんだけど、3時間くらいずっと撮ってたけど。まぁいろいろとかいつまんでどこまで使われるか現時点でわかんないけど、すごい充実した内容を僕は話したと思っているし。

そんなことをしつつ通常盤にはソロも入っております。御多分に漏れず、加藤シゲアキがつくっております(笑)。しかも今回は、これ編曲までやるんだよね?ちょっとさ、録り終わってないというかつくり終わってないからわかんないんだけど、完全に全部手作った。「Narrative」よりもつくった。完全にいまんとこ。最後の微調整とかをどうしようかって話を今してるんで。皆様の耳元に届くときにどこまで加藤シゲアキかわかりませんけど、デモっていうか、本当音楽自体ソロ自体は僕の今現時点でつくっているところでは果汁100%ですよ。加藤シゲアキ果汁100%の音楽で今つくっていますよ、ここまで。やっぱ2年くらい勉強すると何とかできるもんだね。音楽っていうのを。それいいかどうかっていうのはあると思うんだけど、あぁちゃんと2年くらい少しずつ時間かけて曲とかDTM?やってるとそれなりのものがつくれるようにはなるんだなぁなんて自画自賛じゃないですけどね。多少ちょっと思うところもありつつ。「ワンルームミュージック」なんかも出させてもらいましたけど、そういった経験も踏まえてね。あ、でもあのとき披露した曲ではないです。先に言うと。ちょっとまぁやっぱりね、今自分がつくりたいもの、やりたいこと、そして『音楽』というプロジェクトに合わせてね、つくった部分もありますので。それはリリースされてから話せばいいか。でも間に合うのかっつーね。まだレコーディングしてねぇぞみたいな。てかこんなに本当に俺の音源でいっていいのかみたいな不安はありますよね。でも、私のソロも含めて本当に音楽ですし。このアルバムに関しては他にも驚くしかけが発表されるんではないかと。秘密にしておきますが楽しみにしておいてほしいと思います。追って情報を伝えていきたいと思います。

そして。このあと話すか、長くなっちゃうけど(笑)。『1と0と加藤シゲアキ』発表になりましたけど、こちらのほうの激ヤバプロジェクトがあるなんて私大きく出ましたがそれも発表になりましたね。この『1と0と加藤シゲアキ』のプロジェクトのひとつにですね、私加藤シゲアキ原作脚本主演監督をするという短編映像を撮りました。(笑)。本当に完全にこれもさ、加藤シゲアキ100%果汁(笑)。アキラ100%みたいになってるけど。まじどこもかしこもシゲアキ100%でやらせてもらってます。本当にどこもかしこもシゲアキ100%ですわ。これだから、本当にやった、監督。プリプロから、去年から動いて、7月くらいから脚本書いて。まぁ短いんですけどね。短編書いて。衣装合わせやメイク、打ち合わせなどロケハンもして。「粛々と運針」の稽古の最中ですよ。やりながら映像撮影を、「粛々と運針」の稽古と本番の間の、建て込みっていうね、セットをつくるので役者が休みになる時間があるんですよ。2日くらい。その2日間でね撮影するという。そして「粛々と運針」をしながら、ポスプロというんですけど、おわったあとの編集、音楽、MA、カラコレ、本編、全部やりました。わたくし全部やったので、映像作品にはこれから口を出していいという。今までも十分出してるんだけどね。これはこうやったらできるだろっていうことをある程度理解したので。

加藤シゲアキ、今後は100%から120くらいになるんじゃねぇかなと。煮詰まっていくんじゃねぇかなって気はしますけど。やりすぎよ、本当いろいろ。本当にちょっと人に任せたいんだけど、どうしても全部やりたいっていうよくない顔がね~、顔を出しますけど。本当でも、すげぇいいんですよ、この映像(笑)。すんげぇいいんですよ。なんで、まぁ皆様にどういうかたちで観て頂くかはまだちょっとお伝えできないんですが、そんな激ヤバプロジェクトを2022年秋には映像作品を観て頂けるんではないかなと思いますし、その脚本、原作となった短編、ちゃんというと原作というわけではないんですが、同じテーマで書いた短編小説が収録されたりとか。またその撮影レポート、いわゆるプロダクションノートみたいなものも収録されるということが今新しく発表になったことですかね。

オープニング長くなってしまいました、宣伝ばかりで。ちょっと詳しいことまた話したいと思いますが。

 

★「ビューティフル」

 

★音楽部 UA「微熱」

 

そうそうね、重なるときっつーのは本当に一緒に重なるんですけど「チュベローズで待ってる」も反響ありまして。嬉しいですね、発売から3週間くらい経ちましたけど。

★部員メール(チュベポスターのお花は何の花ですか?)→(ポスターのお花チュベローズですよね)

なるほど、いやすごいですね。一応ね、その(リスナー)さんからですね、何の花か教えてほしいって。それはチュベローズなんですよ。でもチュベローズの花って、あのサイズで書くには難しくて。だから、オルタネートの時は植物、花っていうイメージだったんだけど、一応今回はチュベローズ意識なんだけど難しいんですよ。あんまりシャープにならない。あの絵の、そもそも花描かなくてもいいんだけど(笑)、まぁおんなじような書きやすいところにさ、デザインがあるからさ。前回と一緒の新潮社さんですし、花描いてみるかっつーことでやってみたんですわ。花描こうか、まぁ違うもの描いてもよかったんだけど、「チュベローズで待ってる」だから花かっていうので一応ちょっと調べて。どうやったら描けるかとか思ったんだけど、まぁ90枚以上書いてるんですよ。やっぱすごい時間かかるんですよ。なので、すごい丁寧に1個1個チュベローズの花を描いてると、僕はいいんですけどスタッフさんとかね、配送間に合わないとかそういう事情が出てくるんで。まぁちょっと簡易的なイメージで少し花をシャープに(笑)、花びらを多めに描いてみる、みたいなぐらいの(笑)。だからチュベローズ拡大解釈フラワーみたいな(笑)。パロディオマージュフラワーみたいな感じですわな、いわば。

オルタネートのときはもうちょっとあって100ちょい書いたんですけど、あのときも大阪でドラマ撮影してるときにわざわざ新潮社の担当編集、村上さんですよ。来てくださってありがたかったですね。あの村上さんは結婚されて、最近お子さんが生まれたそうです(笑)。ね。やっぱり年月は流れておるなぁっていう感じはしますけど。そんなわけで今回も90枚以上ポスター書いた、3時間ちょいかなぁ、ずっとね。まぁ楽しいんですけどね。のんびり編集の方とおしゃべりしながら、ちょこちょこ休んだりしつつ書くんですけど。で、まぁ書店の事情とかいろんなものがありつつその枚数書くんですけど、もっと書けと思う方もいるかもしんないですけど、懇意になってる方、欲しがってくださってる方っていうところでポスター優先させて書かせてもらったんですけど。

結局調べた、いろんな書店のね、そしたら一応47都道府県すべての都道府県にポスター書きました。ない県もあるかもねって言ったんだけど、全部あった。数えてよって言ったら全部あって。なのでまぁね、北海道とかすごい広いけどね、もし気の向く方は必ずお住いの県にはあります。沖縄にも書きましたので。ひとつ北海道もしかりね、お住いの都道府県にひとつは僕のサイン入りポスターあるはずなので、探してみてはいかがでしょうか(笑)。

 

2022/7/10シゲ部(アンガーマネジメント・心の余裕のもち方)

NEWSの12枚目のアルバムが発売決定しました。タイトルは『音楽』2022年8月12日発売でございます。ちょっと詳しいことは来週話していきたいと思うので楽しみにしていてください。まもなくね、私も35歳になるということでございますけども。何ですか?何かあるんですか?(笑)毎年恒例の、あるんですか?ね。戸惑ってますけどね(笑)。ありがとうございます(笑)。ちょっと1日早い、まだ1時間早いですけどね、ありがとうございます。チーズケーキ。ありがとうございます。毎年工夫して頂いてありがとうございます。というわけでね、ケーキ頂きました。ちょっとろうそく消させて頂きます。ふ~。(拍手)皆さんで美味しくいただきましょうね。

35歳になりましてね。そうですね、ちょっとそれにまつわるメッセージあったんで読みましょうね。

★部員メール(誕生日と発売日が被った)

嬉しいですね。これを聴いてる皆さんにも誕生日はありますから。まだ1日早いんですけどね。最後のバースデーイブ、34歳最後の夜ということにはなるんでしょうね。いやぁでも35ですか。いろんなとこでね増田さんが言ってましたけど、weeeekの歌詞にも”35を過ぎたころ俺たちどんな顔?かっこいい大人になれてるの?”っていう歌詞ありましたけどね。そのとき思った大人にはなれてないだろうけど、まぁ何とか楽しくやってるよと。何とかいろいろありつつも(笑)、頑張ってやってるし、守りに入らずいろんなことに挑戦し続けているというのは間違いないかなと思っていたりします。本当に35歳になっても皆さんの気持ちにこたえていきたいと思いますし、ここまでやってこれたのもこれを聴いてるリスナーの方や、ファンの方のおかげでございますので。これからも気を抜くことなく精進してまいりたいと思います。

 

自分でかけるのも僭越なんですけどこんなときはかけさせて頂きます。

★「HappyBirthday」

 

★音楽部 水曜日のカンパネラエジソン

 

今週もやりますか。抽選メール選び。ストックの中からね。お悩みメールが多いんだよね、いかんせん。

★部員メール(アンガーマネジメント)

あります正直。というのも忙しかったりってのもあるし。小説書いてるときね、性格が悪くなるって言ってる。周りにも言ってるんですよ。余裕がなくなるのもあるし、物語ってキャラクター誰かしらが追い込まれてたりするから、そのストレスってものをもらうし。そういう役やってたときももらうし。考えて、るからね。スケジュールに追われて”なんだよ”ってときも自分で始めたことなのに”なんでこんな締め切りばっかりなんだ”って日もあるから。で、八つ当たりじゃないけど心の余裕がなくて思いやりにかけるっていう、他者への配慮に欠けるっていうのを後で後悔したことは本当に数えきれないくらいありますよ。

そういうときは僕はわかるから、イライラしてるって自分でわかるじゃん?人に会わないっていうのが一番いいと思ってる。それは身近な人に会わない。友達とかも会わない、逆に。”ちょっと今日余裕ないから嫌味とか言うから、俺。”素直に言う、”ちょっと会えないわ”みたいな。”ちょっと余裕できたらまた連絡する”みたいなこととか全然言うし、家族にもそうだね、当たっちゃうことあったし。そういうときもやっぱりなるべく会わないほうがいいよなと思う。ひとに迷惑かけるぐらいならね。会わなかったら別に八つ当たりもしないじゃん?ストレスは発散できないかもしれないけど、人で発散すんなよって話だしね。

だから割と人に会わず自分の中でどうやってイライラを収めるかってときに、ひとりでできる発散とか何かに夢中になって没頭して気を紛らわすか、大人になるとお酒を飲んでごまかすってこともできなくはないですけど。とか好きなものを観たりとか読んだりとか。そういうひとりの時間を僕は増やすようにしてるんですよ。仕事で誰かと会わなきゃいけなくても、仕事の人だとさすがに、いきなりそんなに親しくないしスタッフとか共演者に八つ当たりはしないから。身近な人にだけ八つ当たりってしたくなるんだと思うんですよね、イライラを。甘えてるってことだと思うんですけど。だから甘えない、甘えにくい環境に追い込むように僕はしてる、なるべくね。ゼロにはできないけどなるべくそういう風にして思ってる。本当忙しいときは人に会わない、寝る(笑)。そういう感じですかね。

 

★部員メール(書店員の感想を作家さん本人が目を通すことはあるか)

2020年11月のメールで申し訳ないんですけどね。基本的にはご本人の目に入っています(笑)。オルタネートのときも書店員さんからの感想、僕はすべて目を通しております、新潮社に届いたものは。でも恥ずかしいような、と思うようなものは僕から見受けられなかったですしね、当時。むしろ厳しい意見も含めて頂戴したもの、どれも本当勉強になる、参考になる感想ばかりですし。お忙しいのに皆さん本当にありがとうございます!とね、ゲラ読んでくれて本当に感謝しかないですよ。だから(リスナー)さんは恥ずかしがることもないですし、全国の書店員さんも本当に感謝しておりますのでね。チュベローズ並びに『1と0と加藤シゲアキ』も発売前ですけどね、こちらのほうもどうぞごひいきによろしくお願いします(笑)。

 

★部員メール(内定が決まらず心の余裕がない)

いやぁだからまぁ焦るよね。でもこれ就活中に限っては心の余裕はもてないと思ったほうがいいと思うな。無理だと思うんだよね。ひとと比べちゃいけないんだけど、これ比べちゃうでしょ。気にすんなよって言うと気にするだろうし。だからここは今踏ん張って心の余裕とかを考えずにとにかく目の前にあるやるべきことに立ち向かうしかないと思うんだよね。どっかで息抜きとか、あんまり根詰めて裏目にいってしまうってのもね。それこそ朝井リョウさんの『何者』とかでも就活の話ありますし。『チュベローズ』もそうですけど。就活ってのは独特の一種ですから、そこに関してはなかなか逃げ場とか作りづらいと思う。終わるまでは。早く終える、これも簡単じゃないですけど、僕やってないしね。偉そうに言えないんですけど。

これに関してはもうとにかく、やりたいこと見つけられないってメールもあるんですけど。まぁ考えずに、本当に今やるべきことってものにフォーカスをあてるってことが大事ですよね。僕もまぁ余裕はないんだけど、整理するっていうか、それこそ同時進行でやることが増えてきちゃってね、本当。まぁそのグループの活動やら、音楽つくることも小説書くことも、エッセイ、コラムとか同時進行で常にやっている中で、バラエティとか。場合によってはドラマとかそういうこともあると、なかなか気持ちがまとまらないってこともあるんだけど、でもやるべきことってあるんだよね。優先順位、みたいな。それはやっぱ整理して場合によっては書き出したりすると、今やるべきことってのは見えてくると思う。それに向かって何が一番いいかってことだけ考えてると、準備している間っていうのは一応心に余裕が。心に余裕を持つために準備するわけだから。まぁしんどいけどね。とにかく目の前にあることをこなす、今はがむしゃらに走るっていうね。それしかないんじゃないかなって思ったりはしますけどね、頑張って下さい。きっと大丈夫ですよ。

 

※短縮放送のため最後の曲なし