もじおこ

備忘録 文字起こしときどきニュアンス 耳が悪くてごめんなさい

2017/07/09シゲ部(NEVERLANDコン演出・30代になること)

★リスナーメール(あやめ中の座るところは芥川を意識していますか?)

素直にいうと僕は実はそこは注文というかここはこうしてほしいとは言ってなくて。ちょっとここに芥川香らせてほしいんですみたいなことは言ってなかったんですが、air:manさんならやりかねないね。だからそういう指示もここは僕の記憶が正しければ言われてないと思うんだけど。ここは芥川で、とは言われてないんですけど言われてみれば確かにそうだなと。僕もやりながら何回か”ぽいな”とは思ってはいたんですけど。0air:manさんならやりかねないしair:manさんはあえてそれを僕に言わなかったりもするので。さすが、もしかしたらそういうところもあるかもしれない。僕も知らないです、そのこたえは。作ってるときにair:manさんがそれを意識されていたかどうかは。僕自身が注文出したわけではないんですけどもしかしたらあったかもしれませんね。

今回絶対気づいてる人少ないと思うんだけど、個人的に好きな、ORIHIMEって言うね。見てくださった方はわかるかもしれませんけど、演出でリフターでみんなが上がっている中真ん中のステージが天の川のようになってて織姫と彦星みたいな演出があったりなんかするんですけど。そのサビの振りつけに実はKAGUYAシリウスの振り付けが混ざってるっていう。星だからかぐや姫だったりシリウスの振り付けだったりを星にかけてその振り付けをちょっと取り込んでるんですよ。伝わらなくないですかって思うんだけどそういうのも映画とかでもそういうの気づいたときに嬉しさもあって。ここで言うのが正解かどうかわからないけど、終わったからね。もし盤になったときにはそんな部分が映っていればぜひ観てほしいなと思います。

そういうことをするair:man嫌いじゃないですけどね。

 

★リスナーメール(演出中の小道具)

なんか持って出たいって言ったのはまっすーで。まっすーが「俺が例えば剣みたいなのを二つ持って、手越が松明持って、そんな出方がいいよね」みたいな。「あと二つの小道具、二人どうするかわかんないけどそんなふうなオープニングあったらいいと思うんだよね」って最初に例えでそれを出したんですよ。それが採用になりまして。別に無理して持たなくてもいいよって、4人全員が。別に二人だけ持っててもいいかなと思ったんですよ。持ちたいものあれば、「俺剣持つし手越には松明持ってもらうから、シゲと小山はもし持ちたかったら決めていいし持たなくてもいいし」みたいなことをまっすーが言ってて。どうしようかな~みたいなことをちょっと思ってたんですが、なんかふとフラッグかなと僕は思ったんです。旗かな~と思ってたらまっすーが「いいじゃんいいじゃん」て。アルバムのジャケットも一応フラッグ持ってたりするから。同じフラッグをね。ちゃんとアルバムの旗を持って出てくるというのはNEVERLAND国としてはいいかもなと。

あやめで旗を振る振りつけも入れたので、そこは僕が旗を持つ人ということで今回は、前半戦やっていくというか、そこがひとつの伏線になっていけばいいとおもったし最後僕らは持たなかったけどBYAKUYAでも旗があって。パレードでも旗があって。すごく一つのフックに旗がなったのは僕が最初に持ってこれたこともよかったななんて。結果論ね、あってね。最後、小山さんどうする?ってなって。一人だけ持たないのも全然アリかなって思ってたんだけど、ステッキみたいなのじゃあ持つって言うから。4人並んだ時の光るステッキみたいなのがマジカルな感じでとてもいいね、ってなって。彼、水担当だったから青い光になってたんじゃないかな、確か。

 

★ライナーノーツ(30代になることについてどう思うか)

ためらったってくるからね(笑)嫌だ嫌だって逃げてても。ただ僕も30代楽しみだなってのがすごくあって、まずひとつは単純にいろんな意味で、tripperにも書かせてもらったんだけど肉体的な面で、年々身体を動かすことがやりやすくなっているというか。自分でいうのもあれだけど実感として成長しているっていう。人生で普通20代がピークで、20代から下り坂、みたいな30代から特に、みたいに言うけど俺まだまだ30代自分で実感できるくらいは成長できるなって言ってて。それは自分だけの感覚ではなくて、エッセイにも書いたM氏というトレーナーさんとの話もあるんだけど。その人4つ上、今年35になる年だったんだけど、もちろんその人はフィジカルトレーナーだから、僕とは全然スペックから違うんだけどスキルから、「加藤さん僕も35に向けてひとつ頑張ってきたんです、30から。35歳からますますおもしろくなる気がするんです」って言ってて。肉体使ってやってる人が実際そういってるわけだから、俺も30歳をめどにずっとここまで頑張ってきたところもあるんだけど30からもっともっと加速していくなっていう実感があって。逆にさぼればさぼるだけ落ちていくってこともあると思うんだけど。まぁ正しく努力、努力って言い方は好きじゃないけど、正しく頑張っていれば、その分成果が出るんじゃないかなぁと。前より思ってるね。

20代のとき10代のときの余分な力みたいな。逆にエネルギーがあるが故に分散してたものがなんか少しずつ研ぎ澄まされていくような感じになればいいなぁと思うのと、はたちぐらいのときに年上の友人に忘れもしないんだけど、23くらいのときだと思うんだけど、その人僕より10個以上も上なんだけど「いゃぁ30歳のシゲが楽しみだなぁ」ってその人言ったの。「30くらいになったらシゲたぶんすごいいいと思うんだよね」そん時20過ぎくらいで嫌だよすぐきてよ、調子がいいシゲ(笑)シゲ調子よくなるまであと何年あんだよ、30かよ~って思ってたんだけど、実際30に差し掛かり言ってた意味がちょっとわかるっていう。

で、ここでそういうことを信じてる、僕占い信じない説をここでよく言ってるが、少年倶楽部のゲッターズさんに「加藤さん44が一番いいです人生で」って。えぇ!?あと14年後!?遠いわぁ~みたいな。まぁもしそれが仮に本当だとして、まぁおもしろいか44歳までどんどんどんどん、すげぇいいことが44で待ってるとすればまだまだ頑張れるか、って感じはあるね。信じてるってわけではないけどそういうのがあってもいいかなって。言われた数字ってのはなんだか引っ掛かっちゃうよね。

まぁそんなこんなで30はむしろ楽しみだし、NEWS全体のイメージもあると思うんだけど若いから、NEWSの人たちみんな。僕のほうがむしろ老成してたタイプなんだけどなんかここにきて若返ってきていろんなことが。なんかそういうのも面白く感じてはいるが、感覚は若く志気は深く掘りながら、日々何か向上する意欲を持ちながら30代挑んでいきたいなぁと。そんなふうに思うのはためらいがないかな。楽しみが多いかな、どっちかっていうと。

逆に今までできなかったこともあると思う。当然さ今まで学生役みたいな、もうできないかもしれないけど、とっくにできないんだけどさ(笑)逆に30過ぎて役の幅が広がることもあるだろうし、逆に自由度が上がる部分もあるかもしれないし。いろんなことを楽しんでいきたいなと思います。20代もありがとうございました。30代もよろしくお願いします。