もじおこ

備忘録 文字起こしときどきニュアンス 耳が悪くてごめんなさい

2021/08/22シゲ部(馬とニンジン)

★リスナーメール(モボダイジェスト)

そうですね、配信ができたらよかったんですけど。ダイジェストで見ていただく、しかも13分という割とたっぷりな配信で。多少はその空気もわかってもらえるんじゃないかなと思いましたし、自分でも観たんですけど照れくさかったですね。こんな顔してたんだ、みたいなね(笑)やっぱ舞台だと芝居がすごい大きいから、ドラマで観るのとかと違ってちょっと照れくさいなと思いましたけどね。改めて観ていい作品にであえたなと思ってますし、ヤマシゲさんとも途中でお別れというか再会ができずに終わってしまったんですけど。「病院の治しかた」で再会できてよかった~!って思いましたね(笑)同じシーンがほとんどなかったんでね、あったんですけど芝居はしなかったんでまた一緒にやれる日がくればいいなと思います。素敵な出会いでした。

あぁいう形でダイジェストをやったりするっていう、変わってきてるんだなって思ったりもしますよね。

 

★音楽部 Idom『Awake』

Idomさん、僕ずっと注目してたんです、昨年から。というのも昨年からなのは、最近はちょっと手をつけられてないけどそれこそDTMを始めて。何事も超ハマる時期とスランプ、停滞期みたいなのが何だってあると思うんだけど、ちょうどどういうものを自分がやったらいいのかみたいなのを向き合うタイムに入ってまして、あらゆるクリエイティブが(笑)でもDTMも好きな気持ちは変わってないんですけど。その中で、結構いるんですよ。DTMやった人って。当たり前だけどね。去年番組出させてもらったのもそうだけど、やっぱ多いんだね、本当にね。っていうので、そういう人たちのやりとりみたいなのをSNSとかで見てたりすると、いろんな人たちがやってて。しかも、クオリティが高いんですよ。コロナ禍でDTM始めました!って人たちが動画サイトとか音楽共有サイトとかで発表するんだけど、そういうの聴いてて。だからある種アマチュアと言ってもいいし、セミプロと言ってもいいし…でもアマチュアだよね。まだお金になってないんだとしたらね。なんだけど、そんな中で見つけたIdomさんというアーティストさんがいて。普通にそれこそSNSやってるんだけど、コロナ禍でDTM始めました、音楽制作やってます、発表します、みたいなことやっててそれが毎回クオリティ高くて。しかも動画もちゃんとついてて。なんなの、すごいねって思って注目していたら、あれよあれよでこないだSONYXperiaのCMタイアップソングになってて。まじか、と思いましたね。

一年でCMタイアップソング作れるまでになるんですよ。これはすごいことだし、すごい便利な。でも今のDTMの気軽さがあるからこそだと思う。もちろんIdomさんのセンスもある。だけどきっかけとしてすごく入りやすくなってるってこと。

『竜とそばかすの姫』も観たんですけど、主人公がDTMをやってるわけじゃないですか。しかも子供のときから。全くやったことがない人はあのスマホの画面が何かわかんないと思うんだけど、あぁこうなってる、めちゃくちゃガレージバンドっぽいな、みたいな(笑)そうなんだろうけど、おそらく。そういうことでDTMというものが描写として当たり前に入ってくるし、実際に主人公のようにIdomさんもDTM始めて勉強されて作った作品が一年後にCMタイアップになるということは、ほぼ『竜とそばかすの姫』だよね(笑)っていう気持ちですね。

★リスナーメール(最近のシゲ部長の映画鑑賞事情)

(『竜とそばかすの姫』)よかったですよ。僕はすごく好きでした。最後の展開に関しては、そうするかっていう疑問はあるんじゃないかって思うんですけど、それは物語の進め方というか主人公や周りの大人やいろんなところがどんな方向にベクトルが向いてるのか正直一度観ただけでは僕は見えなかったというところがあるんですけど、そういう最後の引っ掛かりを差し置いてもすごい美しい映像もそうだし、音楽もすごいし、没入度というのがとてもよかったですね。すごい志の高いアニメだし、実現してるのも面白いなと思いました。

映像でいうと圧倒的な色彩感覚っていうか。それは本当に細田さんが今までやってきた『サマーウォーズ』とかもあるし、僕はちょっと『パプリカ』を思い出したりもするんですけど、今さんのね。すごい面白く、なんというか強烈だし、その二次元的なアニメーションとフルCGが使われてくるところのマッチングみたいなものもすごい意味があってシームレスに入ってる。あぁいうのすごい気になるんですけど、映像作品としての志が本当のすごい高いし。『アナと雪の女王』とかの海外からのアニメーションスタッフがたくさん入ってたりするのもあるんでしょうけど。

衣装もすごかったですね。森永さん普通に出てましたしね。アニメの中にね。結構ずっとモニターにいるなぁみたいに思いましたけどね(笑)ANREALAGEの森永さんは昔NEWSの衣装も増田さんとコラボして作ってくださりましたけどね。

あとはなんといっても音楽。millennium paradeの音楽もすごいんですけど、中村佳穂さんですよね。僕音楽部で何回も掛けてるし、オンラインライブだったかな、観てたし。そもそも結構なファンになってたんですよね。だから細田さんもそういう気持ちだと思うんですけど。やっぱり最初にYoutubeの動画だったと思うんですけど、二曲くらいのメドレーの。あれがやっぱり衝撃的だったと思うんですけど。あそこからあれよあれよとみんなの話題になり。それでしかもアーティストとしての才能というのと、アニメーションの声優としての才能っていうものが結びつかない可能性もあるのに、すごい上手なのも、すずそのものなのも中村佳穂さんのしゃべってる声もいいし。それは真骨頂ですよね。あぁいう朴訥と呟くようにというか、囁くように、話すようにHIP-HOP的な空気感の中というか。歌が積みあがっていくようなのは中村さんの真骨頂だと思うので、これは中村佳穂さん以外できなかったのではと思ってしまうくらいに思ってしまいます。

あと幾田さんの声優もすごかったですね。僕気が付かなかったですもん。声優陣・役者陣もすごいよかったですね。いいサマームービーだったし、本当に没入できたし、細田さんの中でも『サマーウォーズ』と通じるところはあるんですよね。仮想空間っていうのはある種、十八番なパターンですけどね。僕はUの仕組みとかに気になることはなく。そこはファンタジーとしていいなと思ってたんですけどね。そういうアニメーションでしかなしえない表現をしたい方、そこをわかってらっしゃる方はすごいと思いました。すごい楽しませて頂きましたね。楽曲がやっぱりよかったですし。それぞれのMVなんかも出てますので観てほしいなと思います。あえて音楽部でかけてなかったのは、かけるより見に行けって気持ちになりましたし掛けなかったんですけど。すごい面白かったです。

最近観たのは『プロミシング・ヤング・ウーマン』。すごいよかったですね。~

まだ行けてないですけど『イン・ザ・ハイツ』と『ザ・スーサイド・スクワッド』エンタメ作品ばかりですけどね、このあたりは行こうかなと。『ドライブ・マイ・カー』もね。まだ観てない方は『あの夏のルカ』もぜひぜひ観てほしいなと思います。

 

★リスナーメール(頑張るときに好きなことを控えることについてどう思うか)

人間、頑張れるときはあると思うんですけど何回も。本当に死ぬかもしれないぐらい頑張ることは何回かしかできない、っていう(笑)命がけっていう文字通りのタイミングが。それは命懸かってるから何回もできないよね、そりゃあね。いろんなアスリートが自己ベストと同じ記録が常に出せるわけじゃないじゃない?更新しなくても同じタイムだって出せないわけだから。ということは本当にそれはいろんなことの偶然の重なりもありつつ死ぬ気で努力するっていうことがマッチしないとそこにはいかないと思うんですけど。

僕は好きなことをやめるってことはあんまり…いやあるか。やめれるくらいだったら好きなことじゃないしね。NEWSを応援する生活に戻ってきたってことはそれだけ愛してくれてるってことだと思うんですけど。例えば人と会わない、この時期会えないけど、小説の締め切りとかで今日頑張ろうと思って頑張っても全然進まないんだけど、今日夜予定入れちゃったから頑張ろうっていうほうがよほど頑張れるよね。そっちのほうがよほど筆が進むし集中できるってことは何回もあるから、いつもそれだとダメなんだけど。

そういうふうに人参?いつも人参って言ってるんだけど、馬でいうね。馬だと思ってるから、自分のことを(笑)そういう走り抜けるときにどこに人参を置いておくかっていうポイントは大事だと思いますよね。受験が終わるまで人参を取っておくっていうそれが向いてる人もいると思うけど、週に1回とか、一日の終わりにとか。その人参ポイントは人それぞれのペースに合わせていいと思うしね。その人参の大きさにもよるけどね。毎日人参何十本も摂取してたらそりゃ減らしたら?って思うけど、一つの人参をどこにどう置くかってことはすごい僕はうまくいくと効率がよくなるなぁなんて思いますけどね。っていってる最近は頑張りたいけど気が入らない、身が入らないってこともありますけどね。

本当に受験生とかすごいと思いますけどね、頑張ってる感じがね。本当にあんまりそんなに、受験は頑張らないと後で後悔するかもしれないけど、そういう方にぜひ観てほしい、『二月の勝者』(笑)

でも本当に何をモチベーションにしていくかってことはそんなにあまりにも自分を締め込みすぎなくても僕はいいかなと思いますけどね。ただね、ゲームとか最近はあえてやめたりしますけどね。毎日おんなじようなことやるのは楽しいんだけど、これはちょっと生産性がない日々かも、と思うと僕は一回やすみまーす、みたいなね。みんなでやってるゲームとかも一旦休憩しまーすとかやったりしますけどね。そんなに苦じゃないんですけどね、やめることは。その程度のこと、無駄な時間を一回見つめなおす、無駄っていったらあれだけど必要な時間を整え直すってことはしたりしますけどね。あんまりでも無理しないほうがいいなと。やっぱり精神的な部分で追い詰めてしまうと、余裕がなくなってしまいますからね。