もじおこ

備忘録 文字起こしときどきニュアンス 耳が悪くてごめんなさい

2021/7/11シゲ部(シゲ部長お誕生日回・染、色オールラン)

さ、今日はまさにわたくし加藤シゲアキの誕生日でございます。ありがとうございます。(パチパチ)いや、来ると思ってたけど。(笑)ケーキあるんだろうなと思ってたけど。(笑)ふーっとね。あの、ふーって言いましたけど(笑)事情もあって火がついてないというね。事情もあって配慮しております。

★部員メール(34歳の野望は?)

(メールを噛んでしまうシゲ部長)しゃんじゅうだって(笑)しゃんじゅうよんさい(笑)

まぁマグロ釣っちゃったってのは大きいですけど。えーまぁね、とは言ってもマグロは釣り続けますが。でもね、欲しいものがないっていう。欲しいものっていうと欲深くて嫌だけど、もちろん文学賞もいつか機会があればとは思っていたけど、欲しい、喉から手が出るほど欲しいって思ってたわけではございませんで。加藤シゲアキ、思いませんで。いや、頂けるなら、そこは、っていう。思っておりますが。いやぁ本当今年は勉強になりましたね。いろんな文学賞があるんだなって知ってたつもりでもいろいろ思いましたし。そういう意味では知って頂いた以上、候補にして頂いた以上、あれはもう書き続けろよ、ここまで来いよというエールだと僕は受け取っているので。まぁ今年とは思ってないですけど。いつかそこに到達できるよう頑張り続けますという志はありますね。でもこういうものは本当にやってて実感を持っていうけど、頑張ったからできることでもない、文学賞って。本当にそのときのいろんな流れっていうか運っていうか、運だよね。と思ったから。長いスパンでいつか機会があればと思ってる。

34歳なってからのこう、願望とか目標…でももう大きい意味で言うとね、34歳なったっていうよりSTORYを終えたっていうことがあるので、NEWSとしてはやっぱり、あの大きく新しくチャレンジしつづけていきたいなと思う。なんかこうルーティンとかデフォルトみたいなものがやっぱり長くやってるとだんだんできてくるけどそういうものに縛られずチャレンジしていきたいかなと。やっぱり失敗を恐れずにね、僕あんまり失敗を恐れないじゃないですか(笑)本当に思うんだけど何とかなるでしょ、Take it easyみたいな気持ちでやってきてるからたくさん失敗もしてますけど、結果全部意味を持ってここに繋がっているなぁとも思うのでね。ざっくりとした精神論で申し訳ないですけどね。でも本当にこう、新しいことができたらなというのはあるし、なんとなく思ってることはあるけど実現できないかもしれないしね。具体的に言うのはここではちょっといったん置いておこうかなと思う。

あとは逆もあるね。自分が納得できないことはしない。こっちだね。今強く思ってるのは。こう器用になってくじゃないですかね、長くやってると。だからいろんなことがうまくやりこなせるんだけど、本当はそんなつもりじゃなかったとか、これは最初はこうするはずじゃなかったとかそういうものに対してやっぱり譲らないっていうのも大事だなと。

なんか最近思い出したりするのは『嫌われる勇気』みたいなドラマ出たじゃないですか。ラドラー心理学みたいなのをまた思い出してねなんかそうだよな~そういうところもあるよな~みたいなね。嫌われる意味はないんだけどさ別に、自らね?でもこう、なんかね、自分として、自分の目的ってものをこう明確にして、その目的からズレずに人から何言われてもその目標についてはまっすぐ進みたいなと思うことが増えてきたね。ありがたいことにいろんなお話とかことばを掛けてもらうんだけど、自分としてまずやるべきことっていうものが"まっすぐ走る"って感じなんだよね。最近はそういうことを思っております。

あとはあれだね、10年後、5年後でもいいけど自分があれやってよかったなと思えることをなるべくやってきたいね。そういうことを、未来の自分からこっちを見るみたいなことも最近は思ったりしますね。よく思うよ、そういう意味では10年前、そこでラジオをやらせてもらえたことがよかったなとも思うしね。それこそ作家業もそうだしね。そのときになってNEWSが4人になるってときだったからさ、そんときに諦めずNEWSを続けれてよかったななんてことも思いますよね。ここまでくるとね。いろいろ感慨深い話になってしまいましたが。そういうこと、ほんとに。明確にしてくってことだね、ブレない、ブレずに生きるっていうことを今年はちょっとやっていきたいなと。今年というかこれからはやっていきたいなと思います。

思い出した、20代半ばじゃない?それこそ10年前とかって。なんでもやろうと思ったんだよ、あのとき。全部やろうって。やりたいことのためにやりたくないこともあるだろうけど、やりたいことのためにやりたくないことなんでもやろうって30歳までは、と思ったんですそのとき。30歳なってやりたくないことやってきたわけじゃないよ、ないけど、これどっちかわからないけどやるか~みたいなことあるじゃないですか。なんか30歳まではそれやろうと思ったけど30なっても結構そういう、なんというかこういい落としどころでうまくやってきたっていうかむしろ、頼まれたことは全部やるみたいなそんな感じだったけど大幅に予定を超えて34歳?まぁそろそろ自分が納得できる責任を持てる、そんときは自分より年上の人だったじゃん、みんな。その周りの大人たちはさ、10年前とかって。そういう人たちがなんか思ってくれることっていうものに対して全力で頑張りたいと思ってたけどさ、自分がだいぶ上になってきたからさ、誰かが面倒見てくれるわけじゃないなっていうのすごい思うね。自分で自分の責任をとるっていう意味でも、なんかこう、責任のとれる生き方をしていくってことだね、できる限りね。はい。

 

★音楽部 東京事変「銀河民」

 

★部員メール(『染、色』感想)

無事やれてよかったね。ほんと昨年はできなかったしね、モダンボーイズもね、いやぁちょっとね頑張ったんですけどねなかなか難しかったですね、延期っていう形ではね…でも『染、色』は全部こうね叶ったということで。なんかホっとしておりますし改めてスタッフ、キャスト、みなさん本当にありがとうございます。特にね瀬戸山さん。本当にありがとうございます。僕の台本になるべく忠実に隙間をとても繊細に埋めてくださったと思っておりますし、瀬戸山さんとは長い付き合いですし、これからも長い付き合いになるんだろうなみたいな、ここまでくるとチーム感さえ感じるんですけど、瀬戸山さんも会うたびあんなにシャープなものをつくりあげる方なのに、とても、「はぁどうしよう!どうしよう!」みたいな(笑)。すごく優柔不断じゃないんですけど、とてもあの舞台を作っているような方には見えない、柔和な方で。会うたびに「あぁ本当にこれやれてよかった~。」と言ってくれる。自分より年上の方なのに本当にかわいらしい人で。本当にグリーンマイルがこういう形で縁になるとは思ってなかったですけど。これからも瀬戸山さん、これからの話とかもね、これから何やるんですかみたいなこと言ってる。本当にこのタイミングでご一緒できてよかったしね。ご縁がまたあればやりたいと思いますし。悩みますよ。もしまた戯曲をやるときに瀬戸山さん最高だったけど違う人とチャレンジするべきなのかもしれないなとかね。もちろん瀬戸山さんの気持ちもあるけどね(笑)。勝手な話をしてますけど。でもそういうことを考えてる時点で次を考えてしまう僕がいるってことは、まぁそれだけいい作品だったな、と思いますしね。

 

★部員メール(正門くん)

生でこそ観てほしい舞台ではありました。が、すごい好評だったこともありますし、グローブ座で3階席・一般席売れなくなってしまったので。配信をやろうと思った次第でございます。

本当頑張ってくれたと思います。なんかあの、言われてるらしいよ、僕に似てるってね。僕も言われる、正門くんが昔のシゲに似てるって。顔は全然違うと思うんだけど、やっぱりそのなんか落ち着いてる感じなのかねぇ?当時の自分を落ち着いてるとおもってないけど、こう葛藤の描き方というか、まぁ僕の台本を読んでるしね。僕のセリフを読んでりゃそうなるんだとも思うよ。そういう意味では言葉の力がそうさせるんだと思う。まぁとても決して簡単じゃない芝居なんですよ。というのも、物語を中心で動かしていくようで動かされてる役なので自分でこう、受けの芝居になりがちなところをどうにかこう押し進めていくという中でどんどん自分を構築し崩していくという。なので本当に正門は、本読みのときはね、そんなに気にならなかったけど、立ち稽古入ったときにすごくそこらへんがやっぱりこう、決してできてないわけではないんだけど、おもしろくもっとできるんだろう彼なら、と。彼の殻をどう破るかっていうのが僕と瀬戸山さんの中ですごくあって、本当にやってくれたなと思ってますよ。

ジャニーズの子すごいなって、自分のこと棚にあげていうけどさ、ジャニーズの人たちはステージに立ってからの成長がすごいんだなっていうことを本当に思うね。っていう話前もしたかな(笑)なんか本当に思ってるんだけど。正門にやってもらってよかったなと思うしこの経験を大事にして大きくなってほしいなとも思うし。すごい正門、愛されてんだなと思うよ。見に来てくれたジュニアの数がすごい多かったし。愛されてんだな。俺なんて全然来ないからさ(笑)いやおもしろいよね、本当に。孤独にさ(笑)アウトローな孤独な仕事をしている感じでいると、割とこいつ愛されてんだなぁと。そういう芝居は随所に感じるんだよね。こいつ愛されて育ったんだなぁみたいなね。だから根本のところでは全然似てないと思うんだけど表現の仕方というか、ベースの感じが似てるのかもしれないけど。面白い人だなと思いますよね。これからもちょっとでもこんなご縁でね、知り合った後輩なので注目していきたいなと思います。

本当に皆さんが熱量をもって『染、色』を応援してくれているのは感じるので。本当によかったです。