もじおこ

備忘録 文字起こしときどきニュアンス 耳が悪くてごめんなさい

2022/2/6シゲ部(STORY演出・濱口作品・自我を出す)

2月最初の放送でございます。はやいね⁉⁉おかしいね、はやいなぁ(笑)。まじに。まじにはやいな。でもいっつも言ってるよ俺、旧正月で生きてるって。こっからですよ。こっからいつもね、去年モダンボーイズ、去年はいろいろあったけど、モダンボーイズとかもね、ライブもあったし。こっからこう、ひとギアあげていきたい。集中力を増してね、やっぱちょっとね、1月前半とかはね時間はあったんだけど仕事に身が入んなかったりとかね、うん。ついついインプットと称して映画観たり本読んだり。まぁ今もまぁするんだけどさ。面白いものたくさんあるしね、困ったもんでね。はいはい、なのでね僕も身を引き締めてがんばっていきたいななんて思いますが。

いよいよ発売になりますNEWS LIVETOUR STORY Blu-ray&DVDと。

 

★リスナーメール(STORY DVDで気づく演出があった)

気づかなくていいねって言いながら作ってた。そう、N・E・W・Sは。というのもね、360度のセットだからわかる人だけわかるってのもあんまり本当は、それでもまわしてたけどね。なるべく全員に近い・遠い関係なく楽しめるようにしてたりするんですけど、ああいう演出はどうしても片方向になりがちだったりするのもあるし、あれですね、やっぱあの、球じゃない?なんていうんだろうな、板じゃないから球体で文字を描くって結構難しくて。すごい頑張って工夫してくれたんですよね、うちのチーム。やってほしいみたいなことは言ったんですけど、何かでそこを表現していくとかそうそうそう。メンバーカラーになってるのとかもね、そうそう、結構あったりとか。そういう細かい演出ね、STORYに限らずいつもめちゃめちゃやってんのよ。やってんのよ。

あのスクリーンが7になってるのとかも、まぁずっと7をテーマにやってきたからだったりとかさ、スクリーンというか写幕ね。とか。いろいろやってんのよ、わたしたち。そういうのもまぁ、DVDならではかなと思いますが、細かい部分、きっと増田さんの衣装もね、細かいところ見えるかもしれませんしね。かといってね、ライブはもちろん生で見てこそだとは思いますのでね、来ていただけたら一番よかったんですけどね。そうはいかない方もいらっしゃるでしょうしね。まぁ時期が時期だったっていうのもありますしね。

でも本当に出色のできになってると、自分で言うのもなんですが思いますし、これでひとつの完結、4部作完結、スパイダーマン、みたいな(笑)、また言ってんのかって(笑)、週をまたいでまだ言ってんのかって(笑)、『ノー・ウェイ・ホーム』みたいな(笑)、『STORYノー・ウェイ・ホーム』みたいな(笑)。あんまりいいタイトルじゃなさそうだけどね(笑)。なんかそんな感じがあったりね、しますね。でも本当にまだまだ細かいところ、まだ気づいてもらえたらと思いますし、そういった質問も受け付けております。何かありましたら、感想などなど、ここはどうだったんですか、とかね。僕が覚えてる限りとか知ってる限りのことであれば話せるかなと、思います。

ドキュメンタリーも結構がっつり入ってますから。観て頂けたらなと思います。

 

★「smile」

 

★音楽部 FKA twigs「meta angel」

FKA twigsかけようと思いました。FKA twigsもね、結構かけてると思うんだよね。あ、かけてるね。でも1回だけだ。FKA twigsの『CAPRISONGS』というアルバムが発売になりました。1月14日に発売になりましたFKA twigsのね、いろんなまた今回もね、コラボもたくさんありましたし。いろいろいますけどやっぱりThe Weekndの、先日かけましたね、とのコラボもあったりします。

まぁFKA twigsというアーティストは本当にいろんなカルチャーをミックスしているような感じがあって、R&Bサウンドっていうかちょっとアビエンスぽいニュアンスもいつもちょっとあるんですけど。そういう空気があってちょっとこう、もしかしたら洋楽は滅多に聴かない人には刺さらないような楽曲もあったりするのかなと思うんですけど。なんかでもそういう、特にはデビューしたときとかは、おしゃれな人が聴いてる音楽、みたいな思われ方だったと思うんですよ。まぁ実際FKA twigs側は相当ファッショニスタというか。そうなんだよ、すごいビジュアルとしても圧倒的なオリジナリティを誇るアーティストなので。同い年なんだ?俺。驚き(笑)。よくわかんないトーン出ちゃった(笑)

本当かっこいいんですけど、本当にいろんなビートもね、UKぽかったりジャマイカぽかったりいろんなこう、グローバルなサウンドがミックスされた独自のサウンド感、独自の音楽をずっとやってますし、パフォ―マンスもしかりね。なので今回はどんなパターンで来るんだろうとすごいかっこいい※※※があるんだろうなと思ったら今回もその期待を裏切らず。僕のあれかもしれませんけどね、すごい今回はいつになく、あまりいい表現かわかりませんけど、聴きやすいというか。すごいどの曲も沁みる~って感じでしたね。僕は。どの曲にしようかなと思ったんだけど、最初に結構おおってなったのが、そうちょっとトラップっぽい感じと、オートチューンのボーカルがすごいエモーショナルで。なんかすごい泣きそうになったんですよね、その声聴いて。なのでリード曲とかではないんですけど、リード曲というかMVとか多分ない、あるのかな?ですけど、3曲目の「meta angel」って曲を今回はかけたいなと思います。ぜひぜひ聴いてください。

 

★シゲの部活

映画でいうとですね、って先週の流れじゃないんだから(笑)。

いやすごいですね、濱口竜介選手…選手じゃないよ、監督(笑)。『ドライブ・マイ・カー』がまたこう、こんなにアカデミー賞獲る、日本じゃなくて世界で。全然ありえてきた、ゴールデン・グローブ獲って全然ありえてきたし、すごいね、広がりを見せてる濱口作品、『ドライブ・マイ・カー』が特にですけど。

こないだもう一個ね、『偶然と想像』っていうのがね、ベルリン国際映画祭銀熊賞審査員グランプリ獲っていたりとかして、それがね、すごいいいからって言われて、もちろん行こうと思ってたんですけど、絶対劇場で観てって言うのでギリギリ駆け込み、もしかしたらもう終わってるかもしれませんがね、これも面白かった。すごくオムニバスで、偶然ってことと想像ってことがまさにテーマになってるんですけど、脚本自体はすごいスリリングなんですよね。3つとも偶然っていうのがこう、嫌な方向にいく可能性もあるし、いい、うーん、緊張感もある、えっどうなんの?みたいな話で。かといってすごいダイナミックな展開っていうよりは日常の中にある、こんなことあってさ、聞いてよみたいな。まじ?そんなことあったの?みたいなスリリングさっていう。最悪じゃん!みたいな。でも最高じゃん!みたいな、そういう、伝わんないかもしんないですけど。というのと撮り方っていうところでも、演出の部分で面白かった。

あんなに笑う映画館久しぶりでしたね。めちゃくちゃ笑い声で溢れてた。映画的な映画、っていうとちょっとバカみたいですけど、非常に映画的なつくりだったと思いました。やっぱ切り取り方っていう部分ですよね。で、カメラっていうのもそうですし。結構それを、バランスを間違えてしまうと、本当に稚拙な作品になりかねないのを、高い芸術作品に仕上げるという。すごかった。すごかったですよね。

で役者の演技がもう限りなく感情がない。『ドライブ・マイ・カー』にあった通りですよね。なんていうか、棒読みに近いようなやりとりをやる中で、浮かび上がってくるリアリティっていうのがね、なんかすごい。なんかすごい絶妙なバランス。『ドライブ・マイ・カー』のときもね、てか『寝ても覚めても』のときも僕思ったんですけど絶妙だなぁみたいな。本当にすごい面白かったのでね、もし興味ある方いたらぜひ観てほしい。『ドライブ・マイ・カー』はもちろんのことですけどね。あんまり僕のまわりで観てる人いなくてね。こんだけ話題なってんのに行きなさいよ!つって。まぁ確かに長尺だったんでね。今やってる劇場も減っちゃったかな、でもね。なんですけどね。行きなさいよ!!って言ってるんですけどねぇ。やっぱりもちろん、いろんな事情もありますけどね。

なるべく劇場作品は劇場で観れるときは観たいよねぇ。って言って仕事を隅に置いて僕は行ったりしますけど(笑)。本当に『偶然と想像』も素晴らしかった。スパイダーマンも最高ですけどね。そう、いろいろ観てるよ!っていうアピールだと思ってください。なんかね、こう、エンタメ作品だけですか加藤さん?みたいなね。そんなことないですよ、いろいろ観てますよ、みたいなね。いや本当に面白かったですね。他にも話題いいですか?そのへんの話。映画の話もね。たまに。最近してなかったからね。

 

さぁさぁさぁどうしよう…ちょっと相談系が多いっちゃ多いんですけどね。

★リスナーメール(若いうちに自我を出してもよかったなと思うことはあるか)

うーん、ある。でも出してたよ、俺。どうですかね。でもモヤモヤ、いろいろ考えちゃうのはやっぱり、今ね、その何か新しいことにチャレンジする直前っていうのは不安になると思うので。それはそういう心の時期だと思ってもいいんじゃないかと思いますけど、自我を出してもよかったな…でも出しても通んないのよ、結局ね。俺はこれがやりたいんだって、これにしたいんだ、って言っても話聞いてくんない、誰も。だったらまずやってみ?って言われちゃうと思う。だから別に、小説書きたいんだって言って紹介してくれた人はいなかった、誰もね。書いて、だったらっていう相談はできたよね。小説で言えばね。ドラマとかもそう。なんかドラマ出たいっす!って言っても、うん、みんな出たいよそれはって。

どんくらい出たいかとかさ、どういうふうにそれを伝えるかとかさ、なんかそういうのを例えば結構伝えてたけど、伝えることは大事なんだよね。伝えることは大事なんだけど、伝えても誰も受け取ってくれない。伝え続けながらも自分が本気だっていうのを証明しなきゃいけないのは、大事だと思うんですよ。だから、本一冊書いたときも誰も別にそんなに、頑張ったね、くらいの、すごいね、くらいの感じだけど、続けてると、すごいね、とすら言われないのよ。そういう人、みたいな。こんなことを小説で考えててって、別に昔と変わらない気持ちなんだけど、おもしろそうだね、って、それ読みたいってみんな言ってくれるようになるっていう。それじゃ一緒にやりましょうよ、って言ってくれる人も増える。

だから続けていけば、ね。ただこう、頭の中で考えてても、やりたいっていうのは何にも伝わらないっていう。ことばにして、からだで証明する、みたいなのは結構やってた。やっぱり行動できるか。頭ん中にあるとね、全部傑作ですからね。自分天才なっちゃうしさ。できるかどうかよね。だと思うから。

でも自我は出していけばいいんじゃない?その、同調圧力みたいなやつはさ、おとなになったらなくなってくるしね。まぁ多少はあるけどさ、ゼロとは言わないけど、でもまぁ嫌われる覚悟でさ、もう全然そんなんだよね。嫌われる覚悟でやってますからね。なんか自分がっていう自我出したいことがあるなら出していったほうがいいと思うんですよね。自分にふたをするとやっぱり後々後悔すると思いますね。そうだね。やってったほうがいいとは思いますけど、例えばこれでいいのかななんて思ったりしてもやってから考えたらいいんだよね。

簡単じゃないと思うよ、転職とか。別にでも俺の周りでしてる人いっぱいいるんだよね。だから割と大人になってくると自由度ってのは増してくるよね。自由さと自由のバランスが変わってくる、か。なので今を楽しく生きることと、自分がやり遂げたいことっていうものね、こう、うまくバランス見て生きていけるといいよね、って思ったりします。長くなりましたが。

 

★「Love Story」