もじおこ

備忘録 文字起こしときどきニュアンス 耳が悪くてごめんなさい

2021/6/13シゲ部(17月を地でいくシゲ部長・『STORY』演出構成と映像ディレクション)

★部員メール(どのソロ曲に思い入れが強いか・『BURN』カップリング楽しみです)

なんで「神様になりたいわけじゃない」という曲がね、みんなすごいタイトルから食いついてますけど。それで言うとね、カップリングめちゃくちゃかっこいいですよ。カップリングも。この「神様になりたいわけじゃない」も素敵な楽曲。意外と多分、みんなタイトルから連想したサウンド感じゃないかもしれない、いい意味でね。ちょっといい意味で予想を裏切るような予感もしますが。「鳴神舞」なんかは逆にね、面白い。面白いカップリングだった。レコーディングが楽しかったよ。

まぁね、そのSTORYが終わって3人での新しいNEWSの音楽性をなんていうか、広げる、可能性を感じると自分で言うと恥ずかしいけど、そういうシングルですね、今回は。カップリングもそうだし、シングルもそうだし。「BURN」自体もちろんそうですね。

ソロ曲ね、どれも思い入れ強いっすよ。ていうかまぁ一曲一曲で完成してないからね、「あやめ」以降は。どうしても「あやめ」の後に何をつくるか?「氷温」、「氷温」の後に何をつくるか?「世界」みたいな。点が線になってるっていうかね。線が描いて「Narrative」に関してはそれを「あやめ」に繋げるようなイメージではありましたけどね。もうつくるということ自体が表現してやりましたのでね。まぁ「あやめ」があまりにも、”「あやめ」で好きになりました”みたいなのもいまだにたくさんくるんで、そんなにみんな「あやめ」好き⁉みたいなね(笑)。へへへ。いやいや、嬉しいけど。僕を超えていくからね。作品が僕を超えてひとりで進んで先に行く、みたいな。いや嬉しいですよ。

 

★リクエスト曲「BURN」

 

★音楽部 I’m「Back Seat Memory」 

今週の音楽部も少し短めに。今週はI’mさんというアーティストをおかけしたいと思います。ハタチなんだよね、I’mさん。まぁ割と今、僕DTMの番組に出させてもらったりしたけど、DTMが気軽にできる時代で、いろんな楽曲が本当にみんな気軽に作れて、デスクトップミュージックがたくさん広まってるっていう。僕自身もね、つくるようになったから。遊びだけどね。こう地方で作ったりしてる、打ち込み作ってるようなところがあると、みんないろんな楽曲を聴くし、どうやってできてんのかななんて思ったりする機会が多くて。まぁ特に今女性DTMer多いよね。最近だと、さとうもかさんとか注目されてると思うんだけど。

そういった女性の楽曲がたくさんあるなかで、I’mさんはすごいよかった。おしゃれやなぁって。気持ちがよかったですね。どうやらI’mさんの新曲が4月9日にリリースされまして。「Back Seat Memory 」なんかかっこいい、タイトルもね。いや本当すごいよ。「Back Seat Memory」すごく気持ちのいい楽曲、ハイウェイっていう。バックシートだからね。車の。そういうなんか、高速で聴きたくなるような、気持ちのいい楽曲でございますね。あ、そうか、福岡を中心に活動されている、ハタチのシンガーソングライターだそうです。とても素敵な楽曲なのでぜひ聴いてほしいと思います。

 

まずはメッセージいくつか読みましょうね。

★部員メール(4か月前にファンになり初めてのコンサート、配信観ました)

嬉しいですね、最近のファンなった方。嬉しいです。

★部員メール(2020年17月23日の件)

そうですね、「Narrative」の話がしたいわけではなくてですね、まぁでも反響はたくさんありましたね。そうそう、ジャニーズワールドかな?今、始まる前の円陣で僕が言う係になっちゃって。なんか毎回いろいろ言わなきゃいけないんだよね。朝礼みたいに(笑)。そんなにさ、でも、”今回も頑張ろう”くらいの気持ちで言いたいんだけど、いろんなことをちょっと考えて言ってきたんですけど。最後の日はジャニーズJr.に僕たちはまだ2020年で5月23日じゃなくて、17月23日ですね、みたいなこと言ったらジャニーズワールドで13月みたいな話を探したりするっていうのでツッコまれましたね。ジャニーズワールド、めちゃくちゃジャニーズじゃん、みたいなね(笑)。ジャニイズムじゃん、みたいな。まじで?ジャニーズイズムだった?自分で発見したみたいに言ってごめん、みたいな感じだったんだけど。

いやでも本当にあけおめ感はあるよ。やっぱりこう長かった。『STORY』に関してはね。先週も話しましたけど。いややっと。しかも、だから僕は構成担当っていうかさ、映像と。そもそもSTORYのときは割とまっすーが忙しくて。そのステージングとかはすごくたくさん演出してくれたんだけど、大枠どういう話にすかっていうのを僕とスタッフでちょっと話したりしてて。まぁこういうブロックにしようよ、とか言うとクローバーは4つの意味があるって話はしましたよね。誠実とか愛情とかあるんですよ。それをなんとなくブロックに分けて、それぞれが表現していこう、みたいな。それぞれのブロックでね。っていうところもあったりして、まぁそういった構成を僕が考えてたんですよ。オープニングの映像も。映像担当なこともあるんで、オープニングの映像からそれぞれのね、STORYの中にストーリーを織り交ぜていくっていうのとかさ。だからもう懐かしいよね。あれを考えてたのがもっと前だから。2019年の終わりとかじゃないかなぁ?に全物語を考えて作って、みたいな。アニメーションだとさ、時間かかるから早めに物語をつくらなきゃいけなくって、みたいな。

そういうことをやってたのが懐かしいな。ほんと2年くらい前、体感。もっと。さすがにないか、1年半くらい前か。そういうこともやってたから。それにそれぞれのキャラクターに合わせてストーリーを考えてさ。難しすぎず参加できるようにみたいなさ。いろんなミッションがある、小説書くのとはまたわけが違うんだよね。制限って言うとなんだけど、この映像をつくる目的みたいなものがたくさんあって。で、時間が決められてるっていう。あんまり長くてもね、映像を観に来てるわけじゃないからさ。っていうので、でもSTORYにストーリーは不可欠だよなぁってこと考えて全員の物語考えて、それがじゃあドラゴンになってクローバー出して…その辺のモチーフはたくさんあったからクローバーから。

クローバーがシロツメクサって花が咲くって意外と知られてないっていうか、忘れがちってことあるじゃん?なんかクローバーってクローバーで終わってるっていう。そんなことなくてちゃんと花が咲くってところに持ってきたいねっていうね。白い花、NEWSはずっと白みたいなカラー、NEWSは白で、みたいなのがデビューのときにすごいあったから。そこに、原点に立ち返るようなカラーで、会場が白で埋め尽くされるってのもいいんじゃないかなと思ってね。だからお客さんのペンライトでそれが白く咲くっていうイメージとかも、そのあたりもなんとなく考えつつまっすーとも話したりしてて。

ただそれがまぁ3人になっちゃったからさ。どうやってこれ…やる?ってそこからだったんだよね。まんまやりたいっていう話があって、メンバーからは。俺はやっぱ3人用にしなきゃ無理じゃないかって思ってたんだよ。それは構成的な話だったんだけど。多少そこにテコ入れしなきゃいけないだろうっていうね、ところもあって。ちょっと強引な、でもなるべくそのままやりたいって気持ちもよくわかる。だから新曲はやらないっていうか。っていうのでちょっと喧嘩じゃないけど、まっすーとは割と…議論だよね。喧嘩じゃないね。全然そんな、おら!みたいなのにはなってないんだけど。俺はこう思う、こう思うみたいなのがさ。でもこうしないとさ、整合性つかないじゃん、っていう感じみたいなさ。なんかすごい、発展的な感じの打ち合わせは結構あったし、僕自身も悩んでたんですけど。これでいいかっていうところに落としどころつけて皆も納得してくれて。っていう部分で最終的には自分たちで自分たちを皮肉るじゃないけどね、かと言ってなかったことにはしない、みたいな描き方をせざるを得なかったんだけど。やっぱりそれ自体もストーリーに組み込みたいなっていうね。いろんなことをね。っていうのもあって、あぁいう風なストーリーにしたのがよかったなとは思う。自分的にはこれしかなかったなと思うところのストーリーになったりしたね。そうなんですよ。

そういうわけでね、割と自分で物語を作ってた通りにならなかったりしたこともあって。葛藤はあったけどいいところに落ち着くことができたし、決してそこにネガティブな意見がなかったことがほっとした。鳥が言うんかい!っていうつっこみはあったりしたけど(笑)。まぁまぁ、いいでしょうってね。鳥っていうモチーフもNEWSには、最近のNEWSにはちょっと気づく方は気づいたかもしれませんけどね。あったんでね。

そうそうまぁ、そんなこんなで作ってましたね。「Narrative」とかは当時のもちろんまんまだし、「Narrative」の事で言うと、一番自分でつくるっていうことを思ってて。もうつくることの話だから、曲だからね、「Narrative」自体が。振り付けはもちろんair:man入ってもらったんだけど、air:manと一緒につくるっていう感じ。提案してくれたものに対してあぁしたい、こうしたいっていうのは結構細かく言わせてもらって。でもやっぱ僕の意見を細かく言うとそれを超えてきてくれるんだよね。すごいよね。僕のこともよくわかってるよね(笑)。ほんとに。動きとか一緒につくったりしてたので、振付とか。そうそう、Jr.とかもこういうイメージ、ここはこうしたい、あぁしたいっていうのを全部叶えてくれて本当に感謝ですね。air:manもずっと僕らと一緒にやってくれて。そういうのもあったので。

まぁ「Narrative」は一番シゲシゲしくしようぜ、みたいなところもあったよね。「あやめ」がやっぱよかったっていうのがすごいあるから、「あやめ」を追いかけてもしょうがない、トレースしてもしょうがないんだけど。まぁあそこで得たヒントみたいなものは僕の中に取り込みつつ、どう表現するかってところでね。本当は衣装もつくったりしてたんだけどね。あんまりうまくいかなくてね。だからまぁ原稿用紙のプリントした衣装で最終的にはしたんだけど。そういう本当に苦労した、衣装もどうするかみたいな。でもシゲシゲしくいこうぜ、みたいなね感じだったんだけど。よかったです、そういう意味ではやりたいことができましたね。

 

★部員メール(「何度でも」の映像がまた観たい)

そうね。なんて言うの?あれ、でも気づいた人あんまりいないのかなぁ?あれ、あれなんですよ。15周年の『Strawberry』のときのドキュメンタリーでそれぞれの原点行った場所なんですよ。それは、あそこも僕が提案させてもらってね。「何度でも」はこういう演出がしたいっていうので言わせてもらって。そう、だから「何度でも」は僕のディレクションでやらせてもらったんですよ。だからそれぞれの原点なんですよ。まっすーがドームだったりするのもね。僕は渋谷だったりとかするんですけど。小山さんはお台場だよね、確か。パシフィコだよね。だったりするんですけど。あの映像も中にいろんな細工仕掛けていたんだけど、あんまり気づかなかったかなぁ?あんまりなかったね、そこに気づいてくれたのが。

まぁ逆に言えば僕としては見せてほしい。あれも再編集だから。あれさ、一年前に仕掛けで言うと僕の渋谷の時はアルバム『STORY』のバスあるじゃん?宣伝バス。あれ走らせてもらって。映像中に『STORY』のバスが通り過ぎたりしてるんですよ(笑)。言うんかい、みたいな。まぁ終わったからいいよね、言っても。そういうふうに小細工を、小細工って言ったらあれだけど、おもしろいあそびも入れたりしてたんで。だからあのときに撮ってた、アルバムの発売週だよね、つまり。1週間前くらいですよ。に撮ったりなんかしてたんで、それも再編集(笑)したりしてね。でもまぁまぁぜひ観てほしい。あの演出個人的には大好き、気に入ってるんですよ。あぁいうのさ、ここに映したらおもしろいかなとか思うけどさ、やっぱり会場行ってみないとわかんないからさ、どうなるかなぁみたいなね。ドラゴンのうごきとかも俺がシミュレーションして、こうこうこうで、ここでこう来てほしいなとか言ってたのが会場行くまで本当にドキドキで。それこそ去年の静岡よ。ゲネプロやって。そのときにこれならいけるかも、とかさ。それが一年経ってどうかなと思ったりしたところもあったんだけど。結果よかったですよね。自画自賛になっちゃってるけど。本当に満足のいくものができたと思っています、はい。

歌に関してもすごく応援してくださった方もいて。まぁね、僕の高いところが多かったりしたのでね。まぁ目立つしね。でもその辺も、僕としてはいい経験になったなと思ってます。でもまだまだだなと。”頑張ってるね”って言われることが多くて。頑張ってるって言われてるうちはまだダメだなって(笑)。”いいね”って普通に言われないとダメだな。まだまだダメだって個人的には思ってますが。でもそれでも”加藤くんの歌が好きになりました”みたいなメールもたくさん頂きまして、嬉しい限りでございます。

『STORY』に関する質問などありましたらまだまだ受け付けております。

 

★リクエスト曲「FIGHTERS.COM」