もじおこ

備忘録 文字起こしときどきニュアンス 耳が悪くてごめんなさい

2021/5/23シゲ部(シゲ部長、母校に帰る)

★部員メール(全メ感想)

嬉しいですね、たくさん反響ありました。今ね一応番組自体はローカル放送ではありますが、TVerParaviでは観られるはずなので、ぜひ全国でも気になった方はチェックできるんじゃないかなと思います。『NEWSな2人』終わって寂しいなと思う気持ちもありますが、いよいよ番組も始まってね。収録自体はもうだいぶ進んでるので、毎回すごい好きなゲストの方々が来てくれるので、とても嬉しいですね。

で、一緒にモノつくってると、本当に距離が近くなっていくというか。はじめてなのにはじめてじゃないような、そういう距離感で話せるから、”あれ、俺人見知りだったよな?”って(笑)。そういうのも忘れちゃうくらい、すごい毎回楽しくやらせてもらってますね。割と僕も実はそんな器用じゃないんだけどね。せっかちではあると思う。躊躇しても進まねぇしみたいなところがあるからって思ってるんだよね。躊躇するよりは大胆にいくところはいかないと意外と進まないっていう物事のイメージがあるから、割とぐいぐいいきたくなるんだけど、DIYやってるとそれがいいときもあれば、丁寧にやらないと逆に効率が悪いみたいなときもあって。こう、焦ったからってはやくうまくできるとも限らないっていうのがなかなか真義ですね。本当に楽しくやらせてもらってますのでぜひぜひ観て頂けたら嬉しいなと思います。

 

(『BURN』リリース情報解禁)

さ、情報解禁。先ほど解禁になったばかりではないかと思います。NEWS27枚目シングル『BURN』が6月30日にリリースされます~(拍手)。もうおなじみのね日テレ系テレビアニメ『半妖の夜叉姫』の1月クールのオープニングテーマでございました。っていうことは『BURN』の説明は改めてしなくてもわかって頂けるのではないかと思いますが。いよいよやっと、リリースすることができます。まぁね、本当にこの時期というかなかなかはやく出したいなと思っていても、そううまくいかないことばっかりですけど、やっと皆さんのお手元に『BURN』を届けることができるんじゃないかなと、思います。これも随分前にレコーディングしてますし、特典映像なんかもすごい充実していてその辺もすごい面白く仕上がってるのでぜひぜひ楽しみにしてもらえたらなと思います。かなり充実したパッケージになってるんじゃないかなと思いますね。というわけで『BURN』楽しみにしていてください。きっと音楽番組なんかもね、いろいろと披露できるんじゃないかなと思っておりますが。

 

★リクエスト曲「何度でも」

 

★音楽部 Monthly Mu & New Caledonia「ISSUE」

今回はじめてかけるアーティストなので先にアーティスト名を言いますとMonthly Mu & New Caledonia。長いね(笑)。Monthly Mu & New Caledoniaというバンドでございます。2019年3月に結成したばかりと言っていいんですかね、2年前ですけど、5人で結成したバンドでございます。それでもいろんな楽曲随分とリリースしているんですけど、僕は今回昨年までは知らなくて、今回最新曲、5月7日にリリースされました「ISSUE」という楽曲でございますが、そんな「ISSUE」を聴いてめちゃくちゃかっこいいなと思いましたし、バンドサウンドなんだけどHIP-HOPの要素、ローファイな感じもすごいあるし、サウンド感もすごいチルな感じではありますが、何と言いますか、めくるめく感じで空気感が変わっていくところに、こう、そこにパンクっぽいノリとか、HIP-HOP・R&Bぽいノリ、そういうものが織り交ざってくるから聴いててとても耳ごこちもいいですし、とても気持ちのいい楽曲でございます。

 

★部員メール(青学中等部来てたんですね)

そうそう、僕の高校のね担任の先生と今時々連絡をするんですけど、”加藤くんもしよかったらうちの広報誌に出てくれないか”みたいな連絡が来て。そのあたりの仕事の分配はマネージャーに一任するんで、ってことで連絡先をお伝えして。で、いざ広報誌とかマス研?マスメディア研究会のフリーペーパーみたいなものが今オンラインでも見られるらしいんですけど。FWAって言うのかな?以前にも僕は出させてもらったんですが、今回も声をかけて頂きまして。それこそ同じ後輩の如恵留とかも出てるんだけど。すごいしっかりしてる、広報誌と大きく言うと2つみたいなものを取材してもらって。それで青学に行ったんすよ。なかなかね母校に卒業すると行く機会もないし。卒業生だからっつって風切って歩いてくみたいなことも全然できなくて。なんとなく卒業すると入りづらいじゃない?もちろん用もないしさ。っていうところもあって。『オルタネート』のこと、吉川英治文学新人賞受賞おめでとう!みたいな名目っていうかそういうところから機会をつくって下さって。それこそ偉い方々よね、学長とかね。なんなら青学院長かな?中学校の時の先生、担任じゃないけどね、がなってたりとか。まぁ昔知ってる先生たちが偉くなっていたりとか。僕の担任の先生も高校の部長なってたりとか。みんなすごい偉くなっちゃってて(笑)。そんな高校の先生とかさ、ウィ~♪とか全然タメ語じゃん?だけどすげぇ偉くなってて、改めて花束もらうと、”あ、すんませんありがとうございます”みたいなね(笑)。逆によそよそしくなるみたいな。すごいでも楽しかったっすね。

別に『オルタネート』そんなに青学をモデルにはしてないんですよ。それを意識してるってのが嫌だなと思ってた、自分でね。それしか書けないみたいだし。いろんな学校のそれこそフロアマップ見たりだとか、いろんな学校を織り交ぜて。もちろん青学の要素も入っちゃうなと思ってたけど、やっぱり少な目にいれようと思ってたスパイス、青学の僕の原風景は意外に広がってしまって。ていうのも、礼拝があるから、プロテスタントの学校だとどうしても礼拝とかの描写が『オルタネート』でもあるし、パイプオルガンの描写もあるから。そこのあたりは確かに青学の原風景みたいなものを意識して書いてたんだけど。でも記憶なんて曖昧だと思ってたわけ。だから正直そのイメージしてもきっと変わってるだろうと思ってそこ行ったら、結構まんまで。我ながらこんなときに記憶力発揮してんのかい、みたいな。すげぇまんま『オルタネート』の円明学園高校のチャペルじゃん、みたいな感じだったけどそこも面白かったね。あとは答え合わせするみたいな形で学校ちょっと行ったりとか。僕が卒業してからあれなんですよ、中等部も高等部も校舎が変わって。だからほとんどない、面影が。だから正直行っても懐かしい、場所の坂とか道とか、グラウンドの位置とかは同じなんだけど、建物自体が全部違うから、なんかこう道端懐かしいけど校舎懐かしくないみたいな。そういうのもあって。まぁテンション上がったけどね。めちゃくちゃいいじゃん、綺麗じゃんみたいな。いやでも面白かったです、すごい。

そのとき自分の担任の先生と会ったりとか、自分の同級生が教師になってたりとか、”あ、久しぶり!先生やってんだここで”みたいな。”俺らも歳とったね”みたいな(笑)。いやすごい面白かったなと思いますね。もちろん今こういう時代なんで密を避けつつやったりとか。それが広報のやつで、青学のフリーペーパー用にインタビュー受けたりとかもして。すごいしっかりしてる、わざわざ僕の『モダンボーイズ』を観に来てくれたりとかしたみたいで。それしかも、そこがもったいないなと思ったけどさ、インタビューする前に言ったらさ、僕の心も割と早く開いたんだろうけど、終わってから”実は…”って、いや先に言いなよそういうの!みたいな(笑)。そのあたりは初々しいなとも思いましたけど。でもすごいそういう、取材対象者のためにわざわざ今何やってんのか観に行くみたいなさ、意外とプロのライターさんもやってくれなかったりするからね。嬉しかったしすごい面白かったですよ。こういう機会もないとなかなか母校に行く機会もないんで。いろんな同級生とかね、先生に会えたりして。

中学校のときの先生は、2~3年のときの先生、1年のときの先生は会ったんだけど2~3年のときの先生はもうずいぶんお年を召していて。定年されていなくって声をかけて下さったらしいんだけど、来れずにお手紙を頂いて。その人国語の教師だったんだよね、だから、加藤くんの本は読めないと。正直歳も歳で作品の年齢的にも読めるような作品じゃないと思うんです、申し訳ない、と。でも私が読んでほしい本をプレゼントします、と。私の教室にはずっとあった本ですって、全然覚えてないんだけど、チェーザレパヴェーゼっていうイタリアのファシスト派から反ファシストになったみたいな作家なんですけど、いろんな作家に影響を与えたその方の本を贈ってもらって。僕読んだことなかったんだけどね。だから高校の時にそんな教室の後ろに、中学生か、中学生で読めたかどうかわかんないけど、教室の後ろにあった本、俺読まなかったんだ、っていう、チェーザレパヴェーゼ、ね。イタリアのネオレアリズモの人ですよ。ちょっとだからそれ読んでなくて、先生、俺らのクラスにチェーザレパヴェーゼ置いてたんだ、みたいな。今更ぐっとくるみたいな。頂いたんです、その本を。読もうかなと思って。なんか時空を超えて、あんまり僕そんな学校のなんていうんだろうな、僕はこの母校の生徒です!みたいなそういう原理主義的な愛情はなくて。なんとなくノスタルジック的な場所としてとらえてたんだけど、久々に行くとやっぱ感傷に浸るなぁというか。すごい好きな学校だったんだなと。改めて思うとね。なんかいろいろ思い出しましたよ。

まぁこんな機会もね、行ったんですよ大学も。その大学生たちの子も運営してるのが学生だからさ、雑誌のねフリーペーパー。なんか1年間まるまるオンライン授業だったって聞いて。もちろん僕も無知だったんだよね。行ってるとこは行ってると思ってたんだけど、1年間オンラインだったって聞いてそれはさぞかしつらかっただろうなと。やっぱりクラスで友達と授業を受けるからこそ、モチベーションがあがることもあるだろうなと。画面越しでただただ聴いてるだけだとつらかったんじゃないかなーなんて思って。もちろん一時的には頑張れると思うんだけど、1年間か、みたいな。もちろんそういう授業形式はコロナ前もあったと思うし、今の大学生はみんなそんな苦労をしてるんだなと思うとなんか、ほんとすごいなと普通に心から尊敬しましたね。辞めたくなった方もいるし辞めた方もいると思うけど、なんかすごいなと思った。今の子たちはすごい苦しい思いを強いられつつもそれでもやってかなきゃいけないっていう状況なんだなと。まぁ逆にそれを経ての通学できてるから、そういう子たちは大学の良さみたいなものも実感できるんじゃないかなと思うけどね。やっぱりだらだら過ごしてたいよね、僕なんかは。モラトリアムの例みたいなときだったしさ。それはそれでひとついいと思うんだけど。いろんなものと僕はそこでであえたし。若い大学生たちが本当に苦労してるんだろうなと。もちろん大学生だけじゃないけどね。中学校行ってもみんなマスクして。給食の間ももちろん喋れないとかさ。僕だけが苦しいみたいな気持ちについなる瞬間もあるけど、文句言っちゃいけないねって。みんな苦しくてみんな頑張ってるよな、みたいな。改めて刺さりましたね。素敵な機会をありがとうございました、青山学院さん(笑)。

 

★リクエスト曲「STAY WITH ME」