もじおこ

備忘録 文字起こしときどきニュアンス 耳が悪くてごめんなさい

2021/1/3シゲ部(新年挨拶・直木賞候補選出・ミアキス感想)

あけましておめでとうございます!2021年もよろしくお願いしますということで。

なかなか報告できなかったものもあるというかラグが出てますけど、かなりたくさんの報告がきてます。

ま・ず・は、すごいありがたいですね、今あけましておめでとうございますって言いましたけど、年末に早めに「あけましておめでとうございます」というか「あけまして」じゃないけど「おめでとうございます」と言われる機会がとても多くなりました。ご存じの方も多いのかもしれませんが私事ではございますが、直木賞候補に『オルタネート』が選出されたということで!

もうメールが半端じゃないです。いつ読むってレベルで選べないくらい皆さんの熱がありまして、本当たくさんのメール目を通させて頂きましたけど、ありがとうございます。

僕としては出版された段階でできることは作品に対してはなくって。あとはもう、どう皆さんのお手元に届けることができるか、っていうことで宣伝っていうと簡単ですけどオルタネートの存在を知ってもらうっていう、すごくこのひと月くらい心がけていたというと変ですけど、何ができるかなぁって。事前にプロモーションビデオもそうですし、いろんな楽しんでもらえる仕掛けをしていたつもりなんですけど。

まぁでも、どんなことよりもこの直木賞という偉大なる賞の大きさ。こんなに反響がくるとは。僕自身、偉大さは知ってますけど、ある種、一読書ファンとしてのイベントだったものがいざ、自分が被推薦人になると、内側から見る景色ってこうなんだ、みたいな。ちょっと本当にね、驚きと戸惑いがずっと続いてて。ようやく話題から時間が経ってきて、なんか嬉しさがこみあげてきたなっていう感じですね。ただそこに比例して選考の日も近づいてくるんで、ここからは否が応にも心拍数のあがる日々になっていくだろうという中で、何が大事かっていうと、やっぱまぁいつも通りかなと思ってるんです。粛々とその日を待ち、結果を待ちどうなろうが何も変わらず。周りの人はそうはいかないかもしれませんが、僕自身はどっしりと構えつつ、次の作品の事に思いを馳せて、はっきり言うと気を紛らわすみたいなね(笑)って感じかなぁと思いますが。

もちろんいつかはそうなったらいいな~みたいな漠然としたひとつの夢がこのタイミングで叶うとは思いませんでしたので。いやぁ2020年から大殺界なんですけど(笑)。大殺界らしい2020年でしたね、振り幅でか!みたいな。本当に高低差ありすぎてって話もいろんなところでさせてもらいましたけど。本当に耳キーンとしましたね(笑)でも、何よりほっとしたのは、本当に心配をかけた方が2020年は多かった中で、最後のほうにちょっとだけ皆さんに喜んでもらえることをお知らせできたのが一番嬉しいですね。ここのリスナーさんは特にですよ。やっぱり僕の直接の声を届けることもできますし、皆さんの言葉をダイレクトに受け取っておりますので、直接のコミュニケーションってここだと思うんですけど。会話ができるっていう意味ではね。

その中で応援してくれてる方とか、本って出しても本当に読んでもらえてるのかなっていうところ、数字とか、そういう話は聞くんだけど、あんまり実感っていうのはないんだけど。このラジオのメールを読むたびに多くの読者がいるんだなとか、本に限らずいろんなドラマ、音楽、NEWSとしての活動を応援してくれてる方がいるんだなと。そのためにもたくさん努力しつづけないといけないなと思っておりますが、そういった方々に報告ができたことはとても嬉しいですね。こういうきっかけで改めて周りに感謝することができたのも本当にありがたかったですね。

クラウドのほうにも書きましたけど12月の前半ってのは時間が僕の中では閉じていたので、僕が閉じるということは皆さんにとっても何も提供できないってことになってしまうので、ご報告できないってことになってしまうので、とても心苦しい日々でしたけどそういった中では僕自身がとても救われた知らせだったなと思います。

ただね(笑)こうなってみるとM-1とかね、賞レースが他人事とは思えなくて(笑)冷静に見られないっていう(笑)。そういう気持ちはありましたね。変なシンクロ、共感をするっていう。でもマジカルラブリーさん最高におもしろかったんでね、おめでとうございます!

 

それもそうなんですが、僕の活動の、作家はひとつの要素ではありますが、他にもいろいろやっております。書くことで言うと、あれですわ、『染、色』。昨年の末に情報解禁されていると思いますが、2020年やるはずだった、公演予定だった『染、色』。舞台ですね、わたくし『傘をもたない蟻たちは』短編の中の一つが戯曲化され舞台化されるという話、ここでもさせてもらっておりましたが、改めて復活上演というかたちで2021年の5月下旬からグローブ座、大阪公演も行う予定でございます。

ついでにキャストもまとめて発表になりましたね。本当にまぁ昨年やりたかったですけど、いいことというか、そのカウンターって言うんですかね、昨年できなかったけど今年になった分キャスティングやいろんなことに時間をかけれたので、まぁもう一段階質は上がるのではと思っております。で、本当にたくさんのキャスティングが、こんなに錚々たるメンバーでね、舞台ができるのも嬉しいなぁと思っております。本当、正門頑張れって感じですけどね。まぁ彼ともまた改めてお話したいと思います。

なので、まぁ詳しい話は追ってお話していきたいと思いますが、楽しみにしてほしいと思います。

台本は昨年第二稿っていうのかな、改稿してほぼできている作品なので、僕としてはあとは皆さんに演じてもらうだけではありますが、時間もあるのでもう数回改稿するかもしれないし。ちょっとまだわかんないですけど、楽しみですね。自分の書いた言葉を演じてもらうっていうのは。今年になった分、ちょっとわくわくどきどきが延びたって感じですかね。とにかく楽しみでございます。

 

そして、NEWSの新曲が。出たばっかりなのに嬉しいですね。12月23日にトリプルAサイドシングル出たばっかりですけど、引き続き新曲の報告させてもらいます。

テレビアニメ『半妖の夜叉姫』オープニングテーマがNEWSの新曲「BURN」に決定しました。読売テレビ系・日本テレビ系毎週土曜夕方5時30分からでございます。1月9日から放送されますので、アニメのオープニング、ぜひチェックしてください。まぁオープニングだけでなくね、アニメも一緒に盛り上げられたらなと思いますので、ぜひアニメよろしくお願いします。

とてもかっこいいロック、NEWSでは珍しいかなぁと思いますね。エモめのロックっていう感じですね。またその話もしてきたいと思いますが。楽しみにしていてください。

 

★「CHANGES」

 

★音楽部 AsiPacifica atlantica

年末楽しいのは、いろんな方のランキングとか、レビューとかまとめて出やすい時期でしょう?そんな中で僕も知った、ネットで”このアーティストいいよね”みたいな。僕がそれを直接見たわけではないですけど、いろんなランキングから知った、アーティストっていうんですかね。ネットで知ったということですね。で、それがですねAsiというアーティストなんです。

正直ちょっとあんまりうまく喋れないというのは、これねアルゼンチンのアーティストなんすよ。ただ、言語をね、アルゼンチンだとスペイン語かな?すごいその、ちょっとそういったある種南米の、すごい明るいわけではないし、なかなか聞く機会もないですけど、やっぱりいろんな方がいろんな所にアンテナ張ってらっしゃるなぁと思いますが。そこで知った、そうそう、アルゼンチンのアーティストということで。なんとなく聴いてみたら、いやぁとても心地のいい。スペイン語の音楽もね、今ちょっとスパニッシュなものってすごくブームがありましたしね。なんですがすごいね、聴きやすいというか。そして今的な感じですね。AOR的なミュージック、ラテンぽさもあるし、でまぁブラジルっぽい感じ、でもインディロックっぽいのもジャズっぽいのもあるし、ちょっとぶったまげましたね。とてもいいっすね。

で、この2020年にアルバムが出てたんですよ『Compartidas』。読めないよね(笑)。『Compartidas』っていうアルバムが出たんですけど、2019には『Minimas』というアルバムが出ていて、こちらもすごくよくって。本当に過去作もとても素晴らしいのでぜひ気に入った方はアルバム兼この過去作も聴いてほしいなと思います。その『Compartidas』の中から、これもなかなか曲のタイトル読めないんだけど、だもんでおそらく、ということで「Pacifica atlantica」という曲でございます。聴いてください。

 

★部員メール(シゲ部長おかえりなさい)

今年は思い切り勢いよく頑張りつつ、無理しない(笑)これが苦手なんですよね、無理しないっていうね。無理してるって感覚にならないからね。無理することを楽しく思っちゃうところもあるからね、これよくないようないいような、みたいな。でも本当に心配をかけることはとても不本意でございますので気を付けて生きていきたいなと思います。皆さんも寒い時期ですしぜひ感染予防に努めながら。

小さな人と、小さな時間で多くの人を救うというか、そんな感じですかね。僕たちがあんまり大きくしないことによって多くの人を救えるっていうことはあるんじゃないかなと最近よく思います。

 

まぁそうですね、このメールもたくさんきたので、まずはお礼がてら読みたいと思います。

★部員メール(シゲくんおかえりなさい)

他にもたくさんの方から僕の身体を気遣うような。やせちゃったからね(笑)。いやもともと絞ってたタイミングだったのでそれもあってなんですけど。まぁもうすっかり元気でね。全快って話は前回もしたと思うんですけど。においのほうも、ほぼほぼ。前回と感覚なのでね、比べづらいですけど、戻ったんじゃないかなと思います、はい。

2021年はね、今年はね、思い切り勢いよく頑張りつつ、無理しない(笑)。これがね、苦手なんですよね、”無理しない”っていうね。無理してるって感覚にならないからねぇ。無理することを楽しく思っちゃうところもあるからねぇ。これ、よくないようないいような。でもまぁ本当に心配をかけることはとても不本意でございますので。気を付けて生きていきたいなと思います。皆さんも寒い時期ですしね、この時期ぜひ感染予防に努めながら、ちいさな人とね、ちいさな時間、まぁ多くの人をね救うというかね、という感じですかね。僕たちがこう、あんまり大きくしないことによって多くの人が救えるっていうことはあるんじゃないかなと最近よく思いますが。

 

さてさて、ミアキスの感想なども来ております。読めるかなぁ。

★部員メール(ミアキス感想)

いつもより(感想が)ちょっと少ない気がして(笑)それはおそらく皆、オルタネートモードになってるんで(笑)いやそれは、ありがたいんですよ。とってもありがたいんですけど。

ミアキスシンフォニーもここまで長く考える作品もちょっと自分にとっても独特で。しかもどこにいくかもわからないようなはじまりで作ってるでしょ?でしょ?と言っても(笑)、そうなんですよ。でもだいぶ僕の中ではこういうふうにしまっていくんじゃないかと、かなりクライマックスに差し掛かってくると思うので。とはいえ、いつに、とははっきり言えませんけど。すごい考えなきゃいけない作品、いつも考えてるんですが、もうワンギアあげていかなきゃいけない作品になってます。

ミアキスシンフォニーは自分でも不思議な作品だと思いますね。ちょっといろんな読後感があるというか。タイトルの意味なんかも今言ってくれましたけどね、”オシドリ”という意味で。おしどり夫婦なんて言いますが、実際のおしどりはそうではないってところもあったりとかそういう意味もあったりしますけど。こういうおもしろさが物語にはあるので、深いところっていうかレイヤーまで読み取っていくと物語を楽しむ秘訣もわかるんじゃないですかね。映画なんか特にそうだと思いますが、ぜひぜひそういうところまでね。ツルっと読んで終わりというよりは、もっと思いを馳せていくと、より発見があったりしますので。ぜひぜひそんな感覚で。オルタネートも読み返してもらって構いませんし。

 

★「Champagne Gold