もじおこ

備忘録 文字起こしときどきニュアンス 耳が悪くてごめんなさい

2022/3/13シゲ部(観劇マナー・大変なほうが楽しい)

舞台『粛々と運針』始まりましたね。こちら(笑)、こちらっていう言い方あれだね(笑)。こちらはまだでも始まってない…(笑)。こちらも間もなくという感じですね。こちらはまだ2月です(笑)。ですがこちらではメインビジュアルが解禁になったという。そうなんですよ。おそらく『粛々と運針』という漢字多いじゃん?画数多いじゃん?かちっとしたイメージ、文学!みたいなイメージをした人多いと思うんだけど、ひびのこづえさんという方が衣装とかやられてまして。すごく普段からとてもかわいらしいという言い方をするとちょっとかんたんに表現しすぎかもしれませんが、シンプルというよりはすごく面白いパターン、やわらかい印象が僕は多いんですけど、そういったものを手掛けられてる方が参加したりとか、すごく何て言うんですか、運針という部分でどうしても時間というものと縫いものっていうのもあって入ったビジュアルになっておりますが。まぁまぁ始まってますよね、観てない方たくさんまだいらっしゃるかもしれませんので。でも『粛々と運針』に関するメッセージたくさん来ておりますのでパパっと読めたらと。

 

★部員メール(メインビジュアルの考察)

まぁあの舞台とはまたね、キービジュアルってものって一緒じゃなかったりしますが、今回成田さんという方がクリエイティブディレクション、チラシ・パンフレットやって下さいましたけど、その方が読んで受けた印象というもの、その方もとても面白い方でしたね。すごい最高でした、成田さん。

今回普段関わったことのないスタッフィングが多くて。すごい個人的にはいろんなスタッフとのふれあいというか関係者とかとのコミュニケーションですごい自分の中の広がった感じがしましたね。

 

★部員メール(おすすめの観劇方法教えてください)

おすすめの観劇方法はちゃんと舞台に没入してほしいという。まぁね、僕を観に来てくれるのはとても嬉しいんですけどやっぱり物語、舞台っていうのはみんなで役者だけでなく、音楽や映像や照明だったり、今回はGOMAさん、僕ここで昔「フラッシュバックメモリーズ」っていうGOMAのドキュメンタリーの話したと思うんですけど、だから今回初めてお会いできてすごく嬉しいですね。現場では一緒なので話したりとかしていて。いや、本当に役者みんな口を揃えて、生演奏でやってるんでその演奏を聴いたときに、俺らいらねぇんじゃねえか(笑)。もう全部GOMAさんの音楽だけでいいんじゃねぇの?みたいな、それくらいすごいですね。

そういう部分もあるので、まず観劇される方は物語・舞台ってものをちゃんと浴びる感じ?こっちからね、それもいいんだけどこっちから観に行くってよりは浴びる感じの舞台ってあると思うんですよね。だからその自分で視野をね、目で追いきれないんですよ、たくさんの情報があるけど、でも自分であまり考えずに物語が動いていくほうに目線を動かしていくってことがまずは大事かなと思います。

だから背もたれから前のめりになるっていうよりかは、割とどっしり受け止める感覚でいるのがまずはいいんじゃないかと。何度も観劇される方に限ってはこう、そういう見方をするのもアリかもしれませんが、まずは話全体を、一回でも観切れないと思うくらい、舞台ってだいたいそうなんですけどね。そうやって浴びる感覚でいたほうがいいなと思います。嬉しいんですけどね、オペラグラスでぐーって一人観るっていうよりはね、全体を観てほしいっていうのは正直なところ、みんなあると思いますし、僕だけでやってるわけじゃないので、他のキャストさんにも失礼のないようにして頂けると嬉しいという変な言い方ですけどね。もちろんチケット買われたのは皆さんですからね。買った方が楽しんで頂ければと思うんですけど。好きに観てもらって構わないと言いたいところなんですけど、僕はあんまりないんですけどね、”あの子の舞台出たらさ、ファンの子のマナーがさ”とかね、そういう話ってたまに聞くんですよね、役者界隈で。そういうときに本当にお客さんを、舞台を観るお客さんに舞台の観方を伝えていくっていうことも僕らのような人間のひとつの仕事でもあるのかなと思うので。

まずはあんまり考えずに、受け止める感じで、わくわくして受け止めてもらえればいいと思いますよ。そんなに難しいものでもないですしね。難しいって思ってる人もいるかもしれないけど、もっと気楽に受け止める、みたいな感じでいいと思いますよ、まずはね。

 

★リクエスト曲「トップガン

 

★音楽部 iri「渦」(部員メール)

え~聴かれたばかりでございます。リリースされたばかりですね。まぁiriさんここで結構初期からかけてると思うんでね。まぁ改めて説明することもないと思うんですが、今回もねアルバム出ましたよ。すごい楽しみにしていました。そしてその期待を裏切らない。初期のころからね、追いかけさせてもらってますけども。そのふり幅というか、音楽的な、少し初期はアコースティックなにおいとかもあったし、今もなくはないんですけど、どちらかというとR&Bっぽいリズムがよりネオソウルっぽいリズムみたいな感じとか、HIPーHOPぽいノリっていうものが、元々あったんですよ、あったんですけどそこのニュアンス表現力っていう細かい部分がすごく出てきたのと、声自体が太くなったよなぁってことはやっぱり印象として受けましたね。そこが本当にすごい。

あと自分がやりたい表現ってものがすごく強くある気がして。元々あるんですよ、あるんですけど、そこにきっと自分のやりたい表現力も追いつかれたんじゃないかなと思ったりして。iri度(笑)?iri度っていうものがすごい濃縮された今回アルバムだと思いましたし、そこに付随してアレンジされた、今ほどお話ありました制作陣もすごい熱量でこれすごい細かい仕事たくさんしてるなぁっていう印象を受けましたので。本当に素晴らしいです。ぜひ聴いてほしい。もっともっと多くの人に聴いてほしいなとiriさんいつも思っております。配信されていた曲ではあるんですけど、『neon』のタイトルにもなります「渦」と書いてneonです。聴いてほしいと思います。

 

★部員メール(「何度でも」振りつけに5がないのはなぜ?)

あれはあれなんですよ、手話なんですよ。5あるんです。5が親指突き出すような、これだから歌ってるときにどうやろうかって振付をair:manと話してたときに、小山さんが手話やってるから、あの歌詞にもワンとかツーとかってあってNEWSのところを暗韻してる部分もあるんですけど。振り付けで最初あったんだけど、これだとあぁだねこうだねって言ってる中で小山さんが、「5は手話だとこう表現するんですよ」「12345ってこうやるんです」みたいなことをやってて。いわゆる5じゃないんですよね、パーじゃないんですよ。あっそれいいね、ってなってあぁいう振付になっているんで、実は5があるというね、ところ。本当、小山さんの手話が活きた瞬間でしたよね。はい。振り付けちょっと小山さんが(笑)、何ていうの?監修?振付監修小山慶一郎「何度でも」みたいなね。そこだけっちゃそこだけだけど(笑)。でもそういう知識、本当助かりましたね、あの瞬間は。

 

★部員メール(ブックレットに書かれた地図に隠された秘密)

(NEWSの地図の作画はシゲ部長ですか?)違いますよ(笑)。さすがにあんな絵描けないです。あれはいつもやってくださってる小杉さんというね、すっかりお友達です、小杉さんがやってくれてます。いつもNEWSはジャケット、クリエイティブデザインこのところはずっと小杉さんがやってくれておりますが。

本当にそういう意図を感じ取って島を描いてくれてね。『NEVERLAND』のときにそういう話が出てからずっと、大変だと思うんですけど、ずっとやり続けてくれて。そうなんです、あぁいう島とかそういうすごい細かいところやってるんでね。もし気づいてくれると嬉しいなと思いますよ。

 

これ、そうなんですよ。あんまり読みづらいなと思って、『STORY』の感想たくさん読もうと思ったんだけどさ、まぁね、こういうラジオに送るからでしょうね、僕の事をすごく褒めてくれるんです。NEWSのこととか。褒められてる文章読むのがちょっと照れくさくてですね、改めてここで読む…(笑)うれしいんだけどさ、読んでどうしようみたいなさ。質問だとありがたかったんだけど、なんかそうなんですよ、本当に皆さんのメール全部受け止めましたのでね、読んでますんでね。ありがとうございます。とはいえ、結構多くてですね、嬉しいんですけどね、こういうの来るんですけど。

★部員メール(低音から高音にとぶのは大変ですか)

だからね、どうなんですかね。低音から高音出すの、僕はあんまり。でもみんな嫌がるっていうか、やっぱちょっとしんどいっていうか頭の切替は必要ですよね。僕はあんまりね、ここで話すと思うんだけどね、難しいなとかできないなとかあんま思わないんですよね。なんていうんですか、その辺のねじが飛んでるって(笑)。だから、このスケジュールだと無理だよ!っていうこととかさ、なんかできんじゃない?って基本思ってるんですよ。本当にね、本当にしんどいんだけどね。去年の『STORY』『モダンボーイズ』も含めて。

今『粛々と運針』といろいろ平行してやってるものもあって、これは間違えたなと思うんですけど(笑)。でもできちゃうんですよね。だからあんまり大変だなって思ったことはないけど、まぁもちろんうまく出ないときとかもあったりするから、そういう意味ではもっと磨いたほうがいいのかもしんないけど、練習したからってできるわけでもなかったりするというか、ほんとのライブのノリっていうものもね、あったりするんで。

まぁ整理すればそういう低音から高音を出す筋肉ですもんね。知り合いの歌やってた人と話してたときに、低い音を出すほうが難しい、高音っていわゆる細くしていくっていうことなんですよ、声帯っていう意味では。なんでもそうじゃないですか、バイオリンはちっちゃくて、例えばチェロだとおっきくて。で、つまりちいさくて細いほうが高いわけですよね音って。ピンと張るっていう意味ではね。なんとなくわかると思うんですけど。ピアノでもね、弦ってそうでしょ?だから短くするっていうことは筋肉収縮させればいいんで、そこまで筋肉鍛えればある程度までは高い声って出るんですよね。筋トレと一緒で。もちろんその本人の元の筋肉はありますけど。

ただ、低くするほうはもう決まってるんですよね、太さが。だから低くするほうが大変だし、僕の声だと低いとねすごい音域っていうか音質っていうか帯域がちょっともやっとするんで聞こえなくなってしまうっていうのがあるんで。本当俺と同じ高さを小山さんが同じ低さを出しても僕のほうが聴こえない。小山さんのあぁいうふうな抜けてく低音っていうのはすごくギフトだったりしますよね。もちろんまっすーも言わずもがなですけど。

なんでまぁ、僕の低音ってそんなに低くないと思うんだよね。音楽的に使える低音ッて部分がね。だからあんまり大変…大変だったけど、大変のほうが楽しかったね(笑)。ふふふ。『STORY』に関しては、めちゃくちゃ大変だったし、あとは頭を使うね、変わってるから、前と。けど、大変なほうが楽しいんだよ。へへへ(笑)。っていうことでしたね。

 

★リクエスト曲「narrative」