もじおこ

備忘録 文字起こしときどきニュアンス 耳が悪くてごめんなさい

2022/5/15シゲ部(三銃士タイトル・稲穂振るシゲ部長・過度な伏線回収)

「LOSER」の反響きております。

★部員メール(手拍子で参加するのが楽しみ)

嬉しいですね。「LOSER」6月15日に発売決定しております。そしてダブルAサイドなので「三銃士」シングルとしてはweeeek以来のGReeeeNさんの楽曲提供・楽曲プロデュースでございます。先週話さなかったけどね。きっとおそらくいろんな人が”「四銃士」あるのに「三銃士」やんのかい”みたいなね(笑)。節操なく見えるかもしれないですけどね。「三銃士」っていうのが所謂ポピュラーなね、”銃士”ですよね(笑)。だなぁと思います。別に決して狙ったわけでもないそうで、GReeeeNさん。本当に偶然というか。3というワードを思い浮かべたときに出てくるんでしょうね。「三銃士」ってのはね。でもフレーズがそこにピッタリハマってる部分もあるので。

このタイトルで本当にいいのかっていうところをNEWSでいったん相談したときがあって。どう思う?って言われたんですけどね。満場一致で”いや、面白いんじゃないか?”と。なんか決して過去を上塗りするっていう意味でなくて、「四銃士」は「四銃士」でいい曲だし、愛をもって今後も歌いつづけるけど、そういうことではなくて全く別で「三銃士」っていう曲をね、あるにもかかわらずここにきてそれとは別に「三銃士」って曲を出すのはある種、腹据わってていいよね、みたいな。なんかね。”逆にキャッチ―じゃない”みたいな。みんなポジティブな感想で。僕もそう思ったんですけど。いろんなことのバランスとかを整えたら、普通に考えたら避けるタイトルかもしんないけど、そんな行儀よくばかりやらなくてもよくない?みたいな。それはたぶんみんなが、ファンの人は理解してくれるだろうと。一番気にしてたのは、NEWSのことを知らない人が、”なんか「四銃士」って曲あったくない?”みたいなさ。そういうことを言われるかもしれないし、でもそういう人はあんまり気にしなくても、ファンの人が眉間に皺寄せないでほしいなと思ったけど。でもきっと、NEWSのファンの方は理解のある人も多いし、そういう部分も面白がってくれる人が多いんではないかという、ポジティブな発想、信用?(笑)僕もそう思いますしね。僕ら自身もNEWSでありながらNEWSのファンですから。僕ら自身もそう思ったわけですよ。なんで、面白がってくれたらいいなと思うし、何より面白い曲です。いい曲です。

この曲を聴いたら、「三銃士」ってタイトルを変えてくれとは言えないよね、と。すごいなんか頭に残るんですよ、聴いてると。聴けば聴くほど。正直一回聴いただけでもすごい脳内ループが止まらない楽曲なんですけど。こんだけ話したらかけそうだけど、今日はかけません(笑)。へへ。というわけで「LOSER」を今日は聴いて頂きたいと思います。

★「LOSER」

 

★音楽部 レキシ「だって伊達」

いや、みんな好きだな~と思うんですよね、レキシ。ここでも結構かけてると思うんですけど。正直すごい人気ですから、レキシさんは。まぁ僕もフェス行ったらレキシさんのところ行くこと多いですしね。はい。稲穂振らせてもらってます(笑)。いつも稲穂を振らせてもらってます。

(部員メール 音楽部がきっかけでレキシにハマりました)

こういうの嬉しいですね。ちゃんとなんか音楽部、僕の好きな曲を結構かけてるだけな感じだから。いつも興味ないファンの人には申し訳ないなって思うことも多いんですけど、結構こういうメール頂くんですよね。音楽部楽しみにしてます、みたいなね。加藤さんの音楽部で音楽情報仕入れてます、みたいな。そうですか、みたいな。じゃ、じゃぁこの方向でやらせてもらいま~す、みたいな。

(部員メール 加藤さんが一曲選ぶとしたらどの曲をかけますか)

そうっすね~。「たぶんMaybe明治」いいすよね。めちゃくちゃ好きなんですよ、僕も。個人的にぐっときたのはAwesome City Clubさん、初期の頃は結構パンクっぽさ全開の曲多かったし、今売れた楽曲の方向、所謂ポップスっぽい方向にこう、ちゃんと意識して作られてると思うんですけど、初期の頃の自分たちの何と言うんですかね、濃度。ほんとに自分たちが初期衝動の濃度みたいなものをさ、Awesome City Clubの、やっぱ特に誰でもそうなんだけど、デビューしたときに持ってるようなものとかを今いい意味で綺麗に盛り付けて提供するようになってくっていう経過を経てポップスでメジャーシーンに行くっていうことが多いんですけど。Awesome City Clubさんの初期の感じにこの曲が近い気がするというかね、方向性的にはね。だからまぁわからないですけど、勝手な想像ですよ?Atagiさんがやりたかった音楽性がこういう形で結果的にできるっていうのは面白いなぁみたいな、なんか。それでミュージックステーション出るなんて面白いなぁなんてちょっと思ったりはしましたね。そういう個人的なあれかもしれませんけど、勝手な想像も踏まえてね、とは重々承知の上で、はい。ぐっときた部分がありました。

これ「たぶんMaybe明治」好きなんです、大好きなんです。あ、たぎれんたろうさんの(笑)。あたぎれんたろうさんじゃないです、あ、たぎれんたろうさんです、はい(笑)。好きなんですが、これかかってるし、みたいな。今日かけるのは「だって伊達」(笑)。これめっちゃ好きでしたね、「だって伊達」。いややっぱすごい、天才だと思うんですけど、美メロなんですよね、池田さんのレキシさん。なんでそんなにきれいなポップラインつくれんだろって本当にいっつも感動する。レキシさんって半分やってること大喜利じゃないですか。歴史大喜利をずっとやってると思うんですけど、あとはダジャレとか。それをネタ切れせずにこのメロディトップラインでつくる…いや本当にクオリティね、すごいと思う、もう。本当にアツすぎです、みたいな(笑)。もうすごすぎて笑っちゃうよねレキシさんって。ネタ曲じゃなくて、ちゃんとかっこよくて泣けたりする、面白いっていうか。いや僕はちょっと「だって伊達」が。みんな「たぶんMaybe明治」好きなんだろうと。僕も大好きなんですが、今日はね僕が個人的に好きな曲、ハートマークつけた曲をかけたいと思います(笑)。

 

いろんなメール来てるんですけどね~。まぁやるか、久々にくじびき方式というか過去のメールから。でもこれ割と一個、最近のですね。

★部員メール(ファンの過度な伏線予想って制作側からしたらどうなのか)

うーん。まぁでもね、本当に結構言ってることはわかるんですよね。最近僕らもね、物語つくる側は伏線っていうフレーズよく使うけど、割とそれが今はさらに、元々言われてたと思うんですけど、一般化されてきたし。まぁそういう意味ではネタとかオチとか結末、所謂、起承転結でいう転とか、ミステリー要素とか、みんなすごい好きなんですよね。だからこれがこう繋がってるんだ!とか、そういうものだったりするんですよね。ただこう、伏線ってあくまでさりげなく入れてるってことなんだよね、辞書とかにもあるけどさ。それとなく、か。それとなく定置しておくことってよくあるんですけど。だからさりげなくないといけない。伏線ってただ何だろ、その場面事前に見せてくとかさ、これなんかありますよってやってるとあんまり効果的じゃないなと思うこともある。それ、伏線っていうかなんかただ興味の持続のためのやり方っていうかね、手法。ひとつの手法ではあるんですけどね。あ、実はそうだったんだ!っていう快感はありますし、僕もそういうの大好きなんですけど、実はそうだったんだ!って思わせなきゃいけないから、伏線張るのって結構難しいと思うんですよね。でしょうね!ってなるパターン結構ある、伏線張ってるけど、これがあぁそうなるんだろうな、みたいな。それ伏線って言うかなぁ?みたいなさ、ことは結構あるし。

あと映画だとイースターエッグっていう言い方するんですけど、隠しヒントとかメッセージとか。そういうもの、監督のちょっとした。それは僕も割とやる。ライブとかで、前やったとき。話したよね?STORYの映像で「何度でも」僕が何となくプロデュースと言うとかっこいいけどこんなんやりたいって言った映像を流してたんですけど。事前に撮ってね、みんなの。あんときにそれまでのグッズとか場面に一瞬入れたりしてるわけですよ。それぞれのところに鍵とかWORLDISTAのステッカーとかそういうのを映像内に気づかないところに隠したりしてたんですよ。それはまぁ、なんとなく、僕のところでSTORYのアルバムのアドトラックが通ったりとか、そういうのやってるんですよね。わざわざアドトラック走らせたというか、その日に撮影しに行ったからね。でもほとんど気づいてもらえないけど、それでもいいっていうかさ。俺の自己満もあるしわかる人にわかってもらえたら。一人でもわかってくれたらいいなみたいな。別に本当わかってもらわなくていい。気づかなくてもいいし、気づいたら楽しんでもらえたら、みたいな。こっち側の半分あそびみたいなさ。そういうものってたくさんあるんだけどありがたいよね、そういうものを全部拾おうとしてくださる方とかさ、あとは考察。考察っていうのがみんなあまりに一般化したよね。アニメとかの影響もあると思うんだけどね。エヴァかな?エヴァンゲリオンの。僕もテレビ版のエヴァンゲリオンの時にすごい考察したし、すごい考察物読んだけど、大好きだしそういうのも。

なんかでも、伏線ってそれ言わないよねっていうことは正直僕もよく思うし。伏線がすべてじゃないし、そこに苦言を呈す気はないんだけど、僕自身がミステリーとかを読んでて思うのは、大事なのは人なんですよね。正直トリックとかはどうでもよかったりするというか。トリックもさ、新しいトリックっていうことは意外とあんまなくて。そこよりも、あぁそういう動機だったんだ!っていう人の、そこが伏線だよね。伏線ってトリックって張ることじゃなくてさ、人の心の伏線のほうがぐっとくるよね。あ、この瞬間に彼はこう思っていたのか!みたいなのとかさ。ね。それは別に映像でやる必要もないしさ。そこにいたっていう事実だけあれば、あ~ってなったりするよね、とか思ったりする。だから(部員)さんが気になってらっしゃるのはとてもすてきだなと思うし、もちろん伏線回収されたときの興奮もあるし、それこそ『チュベローズ~』も伏線だらけ(笑)そういうもの作ってるじゃねぇかお前も、みたいな(笑)。

けど、小説とかね映像だとちゃんと無意味なものはいらないんだよね。これ難しいんですけどね。なんか蛇足はいらないというかね。なんかの意味があって描いてないといけないってのは正直あったりはしますけど。伏線回収しないものを面白がれる人が少なくなってる寂しさはちょっとあるかも。うん。ね。

 

★リクエスト曲「神様になりたいわけじゃない」