もじおこ

備忘録 文字起こしときどきニュアンス 耳が悪くてごめんなさい

2022/7/3シゲ部(シゲ部11周年・10周年本)

この番組も11周年を迎えました~。ちょうど11周年、今日。2011年7月3日からスタートということで。随分長いことやってきましたね~。まぁね、SORASHIGE BOOKとついておりますんでね、小説書き始めたくらいから、このラジオやってるわけですけど。ちょっとね、それ関連の報告がいろいろあるんですわ、皆さん知ってますでしょうが。

まず...どうしよっかな。あとで言うか(笑)。いや、ミアキスとかも完結したりとかありましたが、先にこれにしよう。

★部員メール(「100分で名著」司会おめでとうございます)

そうですね、大々的に僕も出ます!とは、放送が先だということもあるんですけど、「100分で名著」のforティーンズです。「100分で名著」は伊集院光さんが司会やられてますが、アナウンサーの方とね。夏休みにforティーンズってかたちでね、定期的にそれもあるんですけど。若い人向けの「100分で名著」の司会をやらせて頂くことになりました。実は僕「100分で名著」のファンで。よく観てるんですよ。アーカイブとか配信でも観るし、オンタイムでもね。先日は「砂の女」ですか?面白かったですけど。よく観てるんですよ。僕も本書いてすっかり先生みたいな空気出てますけど、やっぱりすべての本を読めてるわけじゃないし、「100分で名著」のいいところは、知らない方のために言うと、25分の番組を4週続けて、ひとつの名著と呼ばれる本を解説していくというか。読み解いていくような番組でして。Eテレです。もう長いことやってるんですけどね。すごく面白くて僕も名前は知ってるけど本当に手が届かないとか、そういうきっかけにいつもそれを観て。するとそれを読みたくなるし、読むとねすごく理解度が深まるのでよく観てたんですよ「100分で名著」。特にコロナ禍でペストがすごい売れましたけどその前もペストの配信再放送されて話題になったりとかしましたけどね。本当に「100分で名著」すごくわかりやすくて、それを観ればすべてわかるって番組ではなくて。理解度が深まるとか興味を持たせてくれる、本当に素晴らしい番組なんですよ。

僕好きだって話をオフィシャルというより裏で言ったりしてたんですけど。それが伝わったみたいで嬉しい限りです。”加藤さん好きと聞いてます”と。Forティーンズのほうに今回抜擢して頂きまして。いつも「100分で名著」は100分で1冊なんですよ。けどForティーンズはちょっとたて付けが違って1週で1冊。短いものとかを1冊読み解いていくので、より何週も観続けなくても一冊理解しやすい。その分深度、深さよりはわかりやすさ。本当にForティーンズなんで。Forティーンズっていうのは、でも10代向けっていうふうにとれるかもしれないけど、それぐらいわかりやすいって意味なんでもちろん10代より下の方も上の方も観られるようになっておりますし、取り上げる名著もすごく、僕はもう読んだんですけどどれもすごく面白かったです。おとなでも楽しい、名著ばかりだったのでこれもぜひ観てほしいなと思っております。そんな番組の報告が随時できるかなとは思うんですが。またぜひぜひそのあたりも追ってね、番組出演のお知らせもできたらと思いますが。

本当に夏休みにぴったりなラインナップになっておりますのでぜひ観てほしいですしね。例えばお子さんがいる方とかは親子で観て頂くと。僕も友達にこれ出るって発表なったときに、子供たちにこれ観てほしいななんて言ったりしてますけど。本当になかなか本を読む機会がないこの時代にね、読まないって人も増えてるこの時代にすごくいい番組なので観てもらえたらと思います。

コアなファンがたくさんいる番組だと思いますよね。僕もそのひとりなのでね。

 

★「LOSER」

 

★音楽部 Kendrick Lamar「N95

 

さぁミアキスシンフォニー完結しましたんで感想たくさん頂きました、ありがとうございます。

★部員メール(加藤くんらしい作品だった)

ありがとうございます。次はちょっとまだわかりませんけどね。まぁ次って言っても結果違うくなってしまったよね。ちょっとこれ、このあと話します。

★部員メール(新作が楽しみ)

嬉しいですね。というのもたくさん頂きました。ミアキスシンフォニーもいつか単行本にはすると思います。ちょっと少し冷静に、やっぱ連載っていう部分を大事に書き続けてきたので、本にするときはひとつの作品、いままではそれこそバラバラだったようなものももっときれいに盛り付けて一作にしたいなと思っているので。それをやるタイミングってのは今ちょっとずっと書いてる長編ミステリーって話ありましたけど、まぁミステリーと言い切っていいのかわかりませんけど、今ね、半分くらいは書いたんですけど意外と時間がかかってる。っていうのも別に僕がさぼってるわけでもなく、いろんなことやってたわけです。

え~というわけで発表なったんですね。『1と0と加藤シゲアキ』という10周年記念本が出ます。書籍でございます。ずっとこの準備を去年からしていて。今まさにあった通り、タイプライターズファミリーの皆さんにお願いしたと言っていたのはこのことでございます。タイプライターズファミリー、先日までってことですけどね、今回のリニューアル以前のお世話になっていた又吉さんや中村さん、羽田さんなども参加してくれてる。ちょっとどこまで今情報解禁になってるか現時点でわかってなくてですね。

まぁでも。一冊、責任編集を僕がやったんですよ。やってるんです、今。まだ作成中なんですけど。いやぁ本当にこれはこれまでの小説とは違うんですよ。いろんなものが入ってるから、小説だけでもないし。ただこの一冊持っておけば、加藤シゲアキのことは大概わかるのでは(笑)と。作家加藤シゲアキのことは。いや、すごいものになった。これはいろいろ制作秘話もあるのでちょっとずつ、ちょっとずつ話していきたいですけどね。発売日がまだ9月なんで。ちょっとだいぶ先にはなってるんですけど。

元々はね3月4月に出そうと動いてたんですよ。全然無理だったね。っていうのもあるし、いろんなね、情勢っていうか、僕のスケジュールだけじゃなくて。本当は6月っていうのもあったりしたんですけどちょっとね。コロナだけじゃなくて社会的ないろんな事情もあり。ちょっと9月というところで。予定よりもだいぶ遅れてしまったんですけどようやく発表できるなと。もちろん僕自身の新作もあります。このラジオで言ってたかわかんないですけど、すごいチャレンジをしてるっていうのはこのプロジェクトのことで。それはまだ発表になってないんですけど。

何て言うんですか?このラジオも11年やってきて本当にまだまだやってない、登ってない山っつーのがあるなぁっていうね。作品をつくったわけですけどね、ちょっと近々来週?再来週あたりには話せるのかな、わかりませんけど。『1と0と』っていうのが10周年とかかっておりますが、いろいろと考えてもらえると。楽しく想像を膨らませてもらえると嬉しいです。

責任者なんで、プロデュースだね。いろんなところもチェックしつつ。あ、角川さんから出ます。それはやっぱり『ピンクとグレー』から僕のデビューから支えてもらった大変お世話になった出版社でございます。だからその角川との関係の中でだからこそできたものっていうのもたくさんあるので。そういった部分も追々話せていけたらと思います。

 

★「三銃士」